彦三郎 いまの団七 (2024.9 新国立劇場中劇場)
新国立劇場中劇場 夏祭浪花鑑 今年の国立劇場(ただし出張)の6月の鑑賞教室は上方の狂言だった。 封印切。上方の役者に混じって、彦三郎が槌屋治右衛門で出ていた この人だけ江戸から来たようだった 昨年菊之助の髪結新三では弥太五郎源七。 そういう一目置かれる男の役をやるようになってきたのだけど微妙におさまりの悪さがあった。何が違うのかわからないけど違う。 彦三郎が団七との知らせがあった時、それらが頭をよぎった。 しかし開けてみたら、彦三郎は団七をそういう貫目の重い男ではなく、距離の近い”彦三郎の団七&……