Monthly Archive: 2001年10月

みその大サーカス(2001.10.20 御園座)

みその大サーカス 2001.10.20 御園座 昼夜 ロビーに、昨年の顔見世に対して、名古屋ペンクラブから菊五郎へ賞が贈られた旨、飾ってあった。 ぢいさんばあさんと文七元結。 菊五郎ってなんで名古屋よく来るのかな??全然来ない人もいるよね。 今年は、顔見世と三津五郎襲名の興行。 ひときわ大きな拍手拍手。…ただし口上に対して。 東京では、同じ拍手が、実盛の勘九郎や、越後獅子の三津五郎に来ていたと思う。 今回の名古屋は、芝居で緊迫あるいは興奮した盛り上がりのまま拍手喝采という雰囲気には一度もならなかった。観客が……

2001.9 新橋演舞場 (たぬき ほか)

2001/9/2, 9/15 新橋演舞場 昼夜 三之助・亀亀Bros. +引率に團十郎、彦三郎で花形歌舞伎。 (この座で菊五郎が出ないなんてぇえええ。) 歌舞伎を初日に見るのは初めて。そして…もういっかい鑑賞。 初日のなにがハプニングだったって、昼の部が押すわ押すわ。4時25分までたっぷりかかって終了。原因は「たぬき」。たとえ左團次さんの台詞がすんなり出てきていたとしても、やっぱり押しただろう。(^_^;;) たぶんね。 この芝居、しかたがないので削って削って削った結果、後から見た方が数倍良かった。 いちど……

2001 夏のお芝居いろいろ

2001 夏のお芝居いろいろ 歌舞伎鑑賞教室(七月) 大きな舞台の国立劇場と間近な舞台の神奈川青少年センター。 なぜか、都合三回も見てしまう。 歌舞伎鑑賞教室は亀寿で、十二支総登場。72年に一回しか(笑)出ない羊も出て、豪華豪華。かつての坂東うさぎこと橘太郎氏が玉兎を踊る内輪受けなどあり。 文七元結。 菊五郎・田之助のコンビは動きませんが、お久、藤助を松也、菊十郎に入れ替えて、すこしだけ風味をチェンジ。 長兵衛夫婦のやりとりなどを短くして、より締まった芝居に。 文七の世界が近くに感じられる神奈川の舞台がまた……