Category: 歌舞伎

11月に見たもの (2024.11 ようこそ歌舞伎座へ、など)

11月に見たもの こんなに歌舞伎役者を撮った月はこれまでにないです [stoc] 令和6年度公文協主催 松竹大歌舞伎 錦之助・隼人親子での巡業 解説パートは隼人。見た日は隼人くんの恩師が最前列にいらして隼人くんがマイクを向けてました。で、フォトセッションあり。 演目は引窓と身代座禅 引窓は与兵衛を隼人、濡髪を錦之助で。母お幸は吉弥。妻お早は笑三郎。 隼人は実際に若いので無理に浮き浮きした若さを作る必要はないんじゃないかなと思いました。笑三郎との釣り合いもあるしね。 身代わり座禅は奥方が錦之助、右京が隼人、太……

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錦秋十月大歌舞伎(2024.10 歌舞伎座)

あっちゅーまに1か月過ぎてしまって師走ですが10月の話です 錦秋十月大歌舞伎 昼 昼は、團の出ない團菊祭みたいな感じ 俊寛 こちらを秀山祭でやった方が良かったんではと思ったり。 だって9月もほぼ同じ面子いたし。(もしかして10月の稽古のためかな?) 菊之助初役で俊寛。白髪混じりだけれど若い俊寛だった。最近はひと回り上の世代が早くに世を去ってしまったために、本来ならばこのくらいの歳なんだよねという配役で芝居を観ることがたびたびあり、いつもの見方に随分先入観があったと気づかされる。 枯れていない俊寛。菊之助には……

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9月に観たもの… 浪花の夏と困った人々(2024.9 歌舞伎座、新国立劇場 ほか)

全く涼しくならない毎日35度超えの9月 困ったお主様とか困った身内とかで溢れる月でした なにわ率高い バサラオ (劇団☆新感線) 新国立劇場 中劇場 夏祭浪花鑑 研の會 歌舞伎座 秀山祭九月大歌舞伎 夫婦パラダイス (シス・カンパニー) 十三代目 市川團十郎白猿襲名披露巡業 中井智弥 リサイタル ※以下敬称あったりなかったりごめんください バサラオ (劇団☆新感線 (明治座)) ヒュウガ/生田斗真、カイリ/中村倫也、ゴノミカド/古田新太 ヒュウガというと思い出すのは光秀なのですが このヒュウガは既存のすべて……

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彦三郎 いまの団七 (2024.9 新国立劇場中劇場)

新国立劇場中劇場 夏祭浪花鑑 今年の国立劇場(ただし出張)の6月の鑑賞教室は上方の狂言だった。 封印切。上方の役者に混じって、彦三郎が槌屋治右衛門で出ていた この人だけ江戸から来たようだった 昨年菊之助の髪結新三では弥太五郎源七。 そういう一目置かれる男の役をやるようになってきたのだけど微妙におさまりの悪さがあった。何が違うのかわからないけど違う。 彦三郎が団七との知らせがあった時、それらが頭をよぎった。 しかし開けてみたら、彦三郎は団七をそういう貫目の重い男ではなく、距離の近い”彦三郎の団七&……

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玉手、玉手…玉環

2024.9 研の會と歌舞伎座、同じ時期に音羽屋の摂州合邦辻がかかる 玉手二連発はこってり過ぎてもたれそうと思ってたのですが…なんか思ってたのと違う そんな長月 右近の玉手 堅めの仕草と不自然な大きな声 ああいう行動様式のケースを知っている 常識は通じない 見えない天命に従い 会えると信じてあらぬ所をさまよい 梃子でも動かない 阻止すれば手向かう そのときのその人の世界の中ではそれが真実で正義なのだ 右近の玉手はその頑なな風情を思い出させた ひとは、つくり阿呆じゃないけれど、つくり横恋慕?的なことをしようと……

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葉も見ずに鵜飼いゆうれい初鰹 こざかな角兵衛花子燦星(2024.8)

2024年8月に見たもの・聴いたもの 歌舞伎座 八月納涼歌舞伎 昭和大学リカレントカレッジ特別企画 歌舞伎と長唄 第30回 稚魚の会・歌舞伎会合同公演 逸青会 十五周年記念 流白浪燦星(ルパン三世)-空をかける星の奏べ- 歌舞伎座 八月納涼歌舞伎 Twitter(X)から 「先日納涼見てまいりました 朝幽霊出てきて般若心経 夜幽霊否定して般若心経 間に初鰹…でしたよ 鰹売の声は家によって違うんかな 出向いて観るなら朝 いまテレビでやってくれるなら昼のがいいな 出来で言うと髪結新三なんだけど、 この暑さを差し……

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忙しい人のための入門月間?…7月にみたもの(2024.7 歌舞伎座、鑑賞教室、特別歌舞伎巡業)

7月 俄獅子の評判を聞き、今度は松竹座に行きたいよぅーとなっている7月 入門的な公演が2本 まず、松竹特別歌舞伎なる巡業。 以前の東西中央コースの名前がなくなって今年は今発表されている限り、夏に松竹特別歌舞伎(たぶん、お得なパック的な奴)、秋に松竹大歌舞伎、ほかに團十郎襲名の巡業(まだ巡り切ってなかった)、勘三郎追善の巡業がある。 以前は先に公文協のサイトでコースが出てたのに、なかなか情報が出ず、発表になった会場から順次知り、歌舞伎美人のページでの発表は後からなので、発売情報を逃さないかとやきもきする。 私……

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6月に見たもの(2024.6 萬屋襲名、鑑賞教室)

2024年6月 博多座にも行きたいよぅーと思いながら、萬屋襲名の月 ホームを失った国立劇場歌舞伎鑑賞教室の6月は、サンパール荒川で封印切。 封印切の衣装展示がちょこっとあり。 国立劇場鑑賞教室独特の小さい正方形の変形パンフからA4に。 (メモ 公文協の巡業東西コースに代わる松竹特別歌舞伎もA4パンフ。) 一方で、「歌舞伎その美と歴史」という河竹登志夫著の小冊子は、全く変わらないように見えて、年表にそこだけくっきりした文字で「2023 初代国立劇場閉場」と足されている。今年版が刷られたということですよ。それは……

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五月團菊祭など (2025.5)

5月に見たもの。曽我ものであったり、左團次ゆかりのものであったりがクロスで上演されてるのは面白い。 團菊祭五月大歌舞伎 歌舞伎座 事前取材で團十郎が、みなさんが思ってるほど仲悪くないとの言。子どもの頃いつも連れ立っていたという新之助菊之助のイメージがあり、そんなに仲が悪くなるとも思えないが、團菊で組むべき演目が昼夜にあるのは久しぶりではないか。 新之助や松也の今月向けの取材への答えに、こどもの頃から加わってきた團菊祭を大切に思う気持ちが滲み出ていたのがうれしい。 【昼】 鴛鴦襖恋睦 おしどり 曽我の世界なの……

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歌舞伎音楽事始から千鳥の合方への随想

『「歌舞伎音楽事始」土田牧子 今までは自分の中で名無しだった音や役割、楽器に名前が見えていくのが味わえる本 アレのことねってなるかどうかは蓄積次第かな 後半、演目毎に詞と共に解説があり次は気をつけて観よう!にも使える 本屋でパラパラしなかったら買わなかったかも これが実物の面白いとこ』 以上、Twitterから 歌舞伎の音楽がどう始まったか?みたいな本かと思いきや、我々が歌舞伎音楽をことはじめする際の手ほどきのほうであった。昔の演劇界や劇評のたぐいを読むときに知らない言葉が出てきても、こと、音に関しては厳密……

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