2001 夏のお芝居いろいろ
2001 夏のお芝居いろいろ
歌舞伎鑑賞教室(七月)
大きな舞台の国立劇場と間近な舞台の神奈川青少年センター。
なぜか、都合三回も見てしまう。
歌舞伎鑑賞教室は亀寿で、十二支総登場。72年に一回しか(笑)出ない羊も出て、豪華豪華。かつての坂東うさぎこと橘太郎氏が玉兎を踊る内輪受けなどあり。
文七元結。
菊五郎・田之助のコンビは動きませんが、お久、藤助を松也、菊十郎に入れ替えて、すこしだけ風味をチェンジ。
長兵衛夫婦のやりとりなどを短くして、より締まった芝居に。
文七の世界が近くに感じられる神奈川の舞台がまたよかったのです。
近江のお兼で、ここまで停滞していた女形・菊之助くん復活の予感。
公文協中央コース(松戸)
巡業ならではの、よーわからん座組。
梅玉・松江兄弟、彦三郎、東蔵の引窓が、皆いいひとで佳作。
最近の梅玉さんはほんとにいいなあ。
忠臣蔵YEARにつき、忠臣蔵から五段目が出ましたが、扇雀と辰之助のバランスがいかにも、わろし。
公文協東コース(相模原)
六段目を團十郎の勘平で。なんとなく段取りが悪かったような…。
おもしろかったのは男女道成寺で、ダイナミックに鞠をつく新之助がおかしかったです。
公文協西コース(新宿)
中村さんシリーズ。これは…ねむかった。
えーと、忠臣蔵の七段目。由良さんが富十郎。お軽が芝雀。
お軽のあんちゃんの平右衛門が信二郎。
ほかに、時蔵で娘道成寺。帯がずれてしまってかわいそうでした。
(2001.10.24)