11月は司馬太郎原作の時代劇です

幕末、戦国を中心に、皆の心に根を下ろすような人物像を描いた司馬遼太郎。晩年はエッセイや紀行文が多くなりましたが、昭和30年代、40年代に書かれた小説が多く映像化されています。特に大河ドラマへの登場率は群を抜いています。
題名だけでは司馬遼太郎原作であるかはっきりしない番組、オムニバス作品の1話として取りあげられたもの、年末正月のスペシャル、と見落としそうなものがたくさんあって、ちゃんとしたリストアップはなかなか困難ですができるかぎり拾い上げてゆきたいと思います。

この作品は違う、載ってないけどこれはそうじゃないか、の情報提供は物書きどころ、またはメールでどうぞ。


この物件の更新履歴


司馬遼太郎
大正12年8月7日大阪生まれ、平成8年2月12日没。本名、福田定一。
新聞記者を経て、昭和31年、33歳のとき本名で「ペルシャの幻術師」を発表。講談社倶楽部賞を受賞。
昭和35年「梟の城」で直木賞受賞。(原題「梟のいる都城」発表は昭和33年)
忍者もの、戦国もの、幕末ものの小説を昭和30-40年代にかけて多く執筆。
一方、昭和末期から平成にはエッセイや評論、対談で日本という国とその形成などについて語った。
昭和46年に開始された紀行「街道をゆく」は最晩年まで続くライフワークとなった。
長編小説に「竜馬がゆく」「国盗り物語」「功名が辻」「燃えよ剣」など
短編に「新選組血風録」 (連作)、「大坂侍」など
紀行文に「街道をゆく」シリーズなど。


単発か大河ドラマ専用になってしまった司馬作品

このページの下の方にあるデータをご覧ください。
1970年代まではちらほらあった連続ものが関ヶ原でぱたっと途絶えています。 だが関ヶ原はスペシャル作品を連続に仕立て直したものなので、実際は風神の門までで打ち止め。その後再び登場するのは大河ドラマの翔ぶが如くで、約10年のブランク。その後もずっとなくて、なぜか昨年今年は功名が辻、徳川慶喜、新選組血風録と司馬ものが復活しております。
司馬遼太郎には短編小説も多く、私はどちらかというと短編の方が好きなのですが、新選組血風録のような連作でないかぎり、シリーズとして番組にすることは難しいと思われます。オムニバスという手がありますが最近はその形式もあまりないです。(昨年の往年の時代劇ヒーローを取りあげるシリーズがどうかと思ったらすぐ終わっちゃった。)すると題材は長編小説になるが、横着にぶったぎると、幕末・明治か、戦国(忍者含む)か、上方。もうこの時点で、ああ、と思うでしょう。今これができるのはNHK水・金時代劇か、大河ドラマか、くらいかもしれません。テレビ朝日が昨年今年と作っていた原作もの枠もなくなるといいます。
ところが、単発ものはある程度長いもので、戦国ものや幕末ものが好まれます。
特に竜馬がゆくは、竜馬という人間の大きさ、魅力を描き、たぶんあまたの竜馬狂を生み出したのではなかろうかと思われる作品で何回ものテレビ化もうなずけます。

司馬遼太郎向きの人

テレビとは関係ない話ですみません。 司馬遼太郎に対して、説教臭い文化人風のところがいやで作品が食わず嫌いな人がいるらしく聞いています。私は正直なところ驚きました。自分はまったくそういうイメージを持っていなかったためです。私にとって司馬遼太郎の小説は純粋に娯楽でした。最初に竜馬がゆくを読んだらとめられなくなってしまって今に至っております。 しかし、言われてみれば、近年は小説よりもしゃべったりエッセイを書いたりという面が全面に出ていて、そこからそういうイメージになったしまったのかもしれません。 司馬遼太郎の小説やそれを原作にしたドラマの影響力は絶大のようです。歴史上の人物をあつかったものが多く、こうである、こういうなになにが残っている、と書かれると、疑いもせず、はあ、なるほどそうなのか、と思ってしまう。もっとやっかいなのは仮説も日常を描いたフィクションの部分なども、史実がそうであるように思われてしまう。私も、そのことがらに関するほかの文献を読むまでだまされっぱなしになっていることがあります
「司馬遼太郎全作品大事典」では「歴史読本臨時増刊・子孫が語る幕末維新人物100」における大村益次郎の子孫大村泰敏氏の記述を引き、花神でのイネ、お琴の描かれ方に遺族が異論を持っていた様子をあげ、仮説である蔵六とイネの恋愛関係を流布した司馬作品と大河ドラマの功罪を問うています。
いかにも本当のように思わせてしまう力が司馬作品の魔力なのでしょう。それを読んでいる間だけはすんなりと信じることのできる人、いわば、まるめこまれ上手、が、司馬遼太郎向きの読者なのかもしれません。

風神の門の思い出

長くなりましたので別立てにしました。
この作品については、もう十何年たつあいだに、作品というより自分自身の思い出と化してしまった感があります。もう一度見たいような見たくないような…。

勝手なテレビ化希望

あれ、幕末は?(^_^;;;;)

データ

1998.11.14までの判明分

KRT=現TBS、NET=現テレビ朝日

風の武士
1960.6.6-1961.2.27 月曜22:00-22:30
フジテレビ
脚本:村松道平
原作:司馬遼太郎
キャスト:柘植信吾/夏目俊二、ちの/寺田かほる、紙京子、川口京子
特筆事項:「テレビドラマ全史」(東京ニュース通信社刊)の作品説明記述は他の作品と入れ替わっている模様。
ちの役は一般公募で選ばれた。原作者が、ちの役にぴったりと推したそうである。(参考:毎日新聞テレビ欄)

上方武士道
1961.1.3-1961.6.27
フジテレビ
キャスト:早川恭二、京まゆみ、内田朝雄、江並隆、市川小金吾

竜馬がゆく
1965.4.19-1965.11.15 月曜 21:00-21:30
NET
脚色:高田宏治
監督:マキノ雅弘
原作:司馬遼太郎
キャスト:坂本竜馬/中野誠也、中岡慎太郎/工藤堅太郎、岩崎弥太郎/巽秀太郎、ジョン万次郎/アイ・ジョージ、嵐寛三郎、近衛十四郎、芦田伸介、東千代介、丘さとみ、北条きく子
特筆事項:マキノ監督がテレビで初めてメガホンを取った。松村昌治が協力。

新選組血風録
1965.7.11-1966.1.2 26話
日曜 21:30分〜22:28
NET
制作:NET、東映京都テレビプロ
企画:上月信二(NET)、田村嘉(東映)
脚本:結束信二
監督:河野寿一、佐々木康、高見育男
原作:司馬遼太郎
音楽:渡辺岳夫
主題歌:「新選組の旗は行く」(作詞)高橋掬太郎、(作曲)渡辺岳夫、(唄)春日八郎、(合唱)ヴォーカル・ショップ
キャスト:土方歳三/栗塚旭、近藤勇/舟橋元、沖田総司/島田順司、山崎烝/坂口祐三郎、斉藤一/左右田一平、井上源三郎/北村英三、原田左之助/徳大寺伸、永倉新八/有川正治、山南敬助/早川研吉、藤堂平助/国一太郎、島田魁/玉生司郎(玉木司郎?)、松原忠司/茂呂弘人、左吉/唐澤民賢、半助/冨久井一郎、芹沢鴨/遠藤辰雄、谷三十郎/川副博敬、伊東甲子太郎/原田甲子郎、大石鍬次郎/林彰太郎、武田観柳斉/陶隆、おみね/丘さとみ、野口健司/芦田鉄雄、平山五郎/丘路千、平間重助/川浪公次郎、 新見錦/飯沼慧、半井玄節/原健策、お悠/鈴村由美、桂小五郎/名和宏、つね/岩本多代、 お光/市川和子、植木屋平五郎/中村是好、お松/赤木春恵、佐藤彦五郎/代志住正、お信/岩島道枝、 榎本武揚/成瀬昌彦、野村利三郎/波多野博、光枝/森光子(特別出演)
特筆事項:語り、に当たる部分を土方役の栗塚旭がつとめている。表記は「新選組」。(「撰」の字を採るものには白井喬二の作品「新撰組」がある。)
東映から全話ビデオ化された。

燃えよ剣
1966.1.14-1966.4.2 金曜日 21:30-22:00(最終回のみ土曜日)
東京12チャンネル
キャスト:土方歳三/内田良平、近藤勇/小池朝雄、沖田総司/杉良太郎、永倉新八/清川新吾、山南敬助/田口計、原田左之助/小松方正、清川八郎/城所英夫
特筆事項:新聞のテレビ欄から推測すると最終回の前回(4/1)と最終回(4/2)は2日連続で放映されたようだ。
なお、この翌週から東京12チャンネルの放映時間が短縮され、この枠は無くなる。
杉良太郎のテレビデビュー作とされているらしい。

戦国夫婦物語「功名が辻」
1966.4.7-1966.5.26 8話
木曜日 22:00-23:00
NET
脚色:早坂暁
演出:河野宏
キャスト:千代/団令子、山内一豊/三橋達也、五藤吉兵衛/藤原釜足、江新右衛門/志村喬、豊臣秀吉/多々良純、山田五十鈴
特筆事項:ナショナルゴールデン劇場第一作。団令子の体調不良で超過密スケジュールの収録だった模様。(参考:毎日新聞テレビ欄)

北斗の人
1967.8.3-9.28
NET
キャスト:千葉周作/加藤剛、父・幸右衛門/伊藤雄之助、おのぶ/菊田ゆか、美耶/小林千登勢、志乃/岩崎加根子、浅利又七郎/永井智雄、佐藤孤雪/東野英治郎、雪江/川口敦子、中谷一郎、原田甲子郎、菅貫太郎
特筆事項:ゴールデン劇場。

竜馬がゆく
1968.1.7-1968.12.29
NHK(大河ドラマ)
製作:森理一郎
脚本:水木洋子
演出:辻本一朗、和田勉
原作:司馬遼太郎
音楽:間宮芳生
キャスト:坂本竜馬/北大路欣也、おりょう/浅丘ルリ子、乙女/水谷良重、春猪/二木てるみ、お田鶴/三田佳子、武市半平太/高橋英樹、富/坪内ミキ子、千葉重太郎/市川男女蔵、さな/若柳菊、陸奥陽之助/東野孝彦、近藤長次郎/北浦昭義、中岡慎太郎/新克利、山内容堂/徳大寺伸、乾退助/有川博、後藤象二郎/石田太郎、西郷隆盛/小林桂樹、桂小五郎/高橋昌也、高杉晋作/和田浩治、小松帯刀/服部哲治、大久保利通/土屋嘉男、勝海舟/加東大介、一橋慶喜/尾上辰之助(先代)、寺田屋のおかみ(おとせ)/森光子、寝待ちの藤兵衛/三木のり平、語り手/滝沢治

日本剣客伝 宮本武蔵
1968.04.03-1969.04.24 4話
水曜日 21:00-22:00
NET
脚本:早坂暁
演出:降旗康男
キャスト:宮本武蔵/三国連太郎、吉村実子、山下洵一郎、太田博之、宇佐見淳也、須藤健、三島耕、宇治みさ子、田中春男、永山一夫、堀雄二、八代真矢子、高石かつ枝、水島道太郎、伊豆肇、早川雪州、川津清三郎、徳川義直、川辺久蔵
特筆事項:「日本剣客伝」は作者、主人公とも別々の「剣客」関連作品を数回ずつ流していたシリーズ。10人を取りあげる予定であった。日本剣客伝は好評のため後に続編が作られた。

十一番目の志士
1968.6.13-1968.8.15 10話
木曜日 22:00-23:00
NET
脚本:山田信夫
キャスト:天童晋助/加藤剛、冴/栗原小巻、栗屋庸蔵/神田隆、高杉晋作/平幹二朗
特筆事項:ゴールデン劇場。

仇討ち
1968.10.2-1969.3.26
TBS
1969.1.1放映「難波村の仇討ち」データ
脚本:広沢栄
監督:久松静児
製作:東映京都
原作:司馬遼太郎
キャスト:藤山寛美、山内賢、北川めぐみ、芦屋小雁、田中直行、岡島艶子
特筆事項:「仇討ち」はオムニバス作品。
1969.1.1放映「難波村の仇討ち」が司馬遼太郎原作。なお、東映京都製作はこれのみであり、他の回については製作会社が違ったと思われる。(参考:東映京都テレビ映画25年)

上方武士道
1969.4.6-1969.7.27 日曜日 21:30-22:25
日本テレビ
脚本:池上金男
監督:田坂勝彦
キャスト:高野少将則近/鶴田浩二、お悠/北林早苗、綾/時美沙、遠藤長雄、村松英子、待田京介
特筆事項:ぜえろくぶしどう、と読む。「かっこいい剣客と彼をめぐる美女群」(朝日新聞テレビ欄の番組紹介の見出し。あっけにとられたので書き留めておく。)

燃えよ剣
1970.4.1-1070.9.23 26話
水曜 21:00-21:55
NET
制作:NET、東映京都テレビプロ
プロデューサー:小川英輔、田村嘉
監督:河野寿一(1-20,23-26)、松尾正武(21)、佐々木康(22)、 脚本:結束信二
音楽:渡辺岳夫
キャスト:土方歳三/栗塚旭、近藤勇/舟橋元、沖田総司/島田順司、裏通り先生/左右田一平、芹沢鴨/名和宏、永倉新八/黒部進、山南敬助/河上一夫、斎藤一/玉生司朗(司郎?)、山崎烝/中野誠也、原田左之助/西田良、井上源三郎/北村英三、伊東甲子太郎/外山高士、藤堂平助/平沢彰、清川八郎/御木本伸介、河合耆三郎/香月凉二(涼二?)、島田魁/波多野博、伝蔵/小田部通麿、松原忠司/小山田良樹、新見錦/飯沼慧、野口健司/松田明、平山五郎/出水憲司、平間重助/森章二、お雪/磯部玉枝、七里研之助/亀石征一郎、佐絵/赤座美代子、篠原泰之進/高角広曉、外島機兵衛/福田豊土、榎本武揚/横森久、遠藤文七郎/藤岡重慶、松平太郎/中田博久、大鳥圭介/長谷川明男、お光/葉山葉子、お信/鳳八千代、ナレーター/左右田一平

谷三十郎/桑山正一、林権助/永井柳太郎、野村利三郎/野口貴史、松本捨助※その他多数/井上茂

俄・浪華遊侠伝
1970.7.16-1970.10.8 13回
TBS
脚本:山田太一
キャスト:明石屋万吉/林隆三、万吉の子供時代/岡本隆成、小左門/藤村志保、母/吉川雅恵、白木みのる、芦屋雁之助、原矢佐子、七尾伶子、初音礼子
特筆事項:表記は他に、『「俄」(浪華遊侠伝)』、『俄-浪華遊侠伝』

国盗り物語
1973.1.7-1973.12.23
NHK(大河ドラマ)
原作:司馬遼太郎
脚本:大野靖子
音楽:林光
製作:遠藤利男
演出:斎藤暁、村上佑二、伊予田静弘ほか
キャスト:斎藤道三/平幹二郎、小見の方/山本陽子、濃姫/松坂慶子、織田信長/高橋英樹、明智光秀/近藤正臣、お槇/中野良子、木下藤吉郎/火野正平、寧々/大地喜和子、柴田勝家/宍戸錠、徳川家康/寺尾聡、土岐頼芸/金田龍之介、深芳野/三田佳子、油屋お万阿/池内淳子、赤兵衛/山内初男、浅井長政/杉良太郎、お市/松原智恵子、下柘植/伊藤雄之助、木さる/小鹿ミキ、葛籠重蔵/露口茂、雑賀孫市/林隆三、語り手/中西龍アナウンサー

北斗の人
1974.7.7-1974.9.29
フジテレビ
伊吹吾郎
(関西テレビ作品)

花神
1977.1.2-1977.12.25
NHK(大河ドラマ)
中村梅之助
原作:司馬遼太郎
脚本:大野靖子
音楽:林光
製作:成島庸夫
演出:斎藤暁、村上佑二、江口浩之ほか
キャスト:村田蔵六(大村益次郎)/中村梅之助、お琴/加賀まりこ、孝益/浜村順、朱本イネ/浅丘ルリ子、吉田寅次郎(吉田松陰)/篠田三郎、お瀧/津島恵子、高杉晋作/中村雅俊、おうの/秋吉久美子、久坂義助(久坂玄瑞)/志垣太郎、伊藤俊輔(伊藤博文)/尾藤イサオ、山県狂介(山県有朋)/西田敏行、天童晋助/田中健、お里/大竹しのぶ、お雅/岡江久美子、桂小五郎/米倉斉加年、幾松/波野久里子、尾形洪庵/宇野重吉、河合継之助/高橋英樹、毛利敬親/金田龍之介、周布政之助/田村高広、佐久間象山/南原宏治、宮部鼎蔵/高橋悦史、語り手/小高昌夫アナウンサー
特筆事項:世に棲む日日、花神、ほかに十一番目の志士が脚本の一部に使われている
よそのサイト:失われた70年代TVを求めて/いいぞー河合継之助ー。

風神の門
1980.4.9-1980.10.1 23話
サブタイトルリスト
演出:岡本憙侑、小林平八郎、渡辺紘史、吉村芳之、保科義久、兼歳正英、金子成人
原作:司馬遼太郎「城塞」「風神の門」
脚本:金子成人
音楽:池辺晋一郎
主題歌:「時間差」(歌)クリスタルキング(作曲)池辺晋一郎(作詞)阿里そのみ
キャスト:
霧隠才蔵/三浦浩一、猿飛佐助/渡辺篤史、真田幸村/竹脇無我、隠岐殿/多岐川裕美
お国/小野みゆき、獅子王院/磯部勉、青子/樋口可南子、真田幸村/竹脇無我、鳥居春嶽(俊岳)/佐藤慶
特記事項:
普通、猿飛佐助のライバルとして脇役扱いになる霧隠才蔵を主役にすえ、決まった主人を持たず自分の考えで行動する才蔵と主人への忠義に生きる佐助を対照的に描く。
原作の「風神の門」とは全く違う筋の運びで、ラストも全く違う。このため、当時原作のファンからは批判を受け、新聞に投書が載ったりしたが、若年層には支持を受けたらしい。
才蔵とお国がくっついてしまい、幸村と隠岐殿がどうやら両思い、佐助が隠岐殿に片思い、青子が才蔵に片思い、獅子王院が青子に片思い…と書けば違いすぎるくらい違うのがおわかりでしょうか。

関ヶ原
1981.10.11-1981.11.29
TBS
森繁久彌
特筆事項:正月特番のシリーズ化

翔ぶが如く
1990.1.7-12.9
NHK(大河ドラマ)
原作:司馬遼太郎(「翔ぶが如く」「最後の将軍」より)
脚本:小山内美江子
音楽:一柳慧
製作:吉村文孝
演出:平山武之、望月良雄、木田幸紀ほか
西田敏行、鹿賀丈史

司馬遼太郎の功名が辻
1997.4.24-1997.6.26
テレビ朝日
檀ふみ、宅間伸

徳川慶喜
1998.1.4-
NHK(大河ドラマ)
本木雅弘
特筆事項:「最後の将軍-徳川慶喜」はもともと「最後の将軍-徳川慶喜」S41、「権謀の都」S41、「徳川慶喜」S41の三作からなる。

新選組血風録
1998.10.8-1998.12.30 10話
木曜日 20:00-20:54
第一話はスペシャル。19:30-20:54
最終話は変則放映。1998.12.30 (水) 15:00-17:30 「開局40周年特別企画 新選組血風録・永久保存版最終回スペシャル」
テレビ朝日
制作:
プロデューサー:塙淳一、菊池恭(テレビ朝日)、田中憲吾、武居勝彦、塚田英明(東映)
脚本:吉田剛(1,2,3,6,7,8,10)、岡本克己(4,5)、塙五郎(9)
監督:工藤栄一(1)、松尾昭典(2,4)、齋藤光正(3,6)、舛田利雄(5,7)、南野梅雄(8)、上杉尚祺(9,10)
原作:司馬遼太郎
音楽:栗山和樹
主題歌:(ED)「さよなら」歌:松山千春
キャスト:近藤勇/渡哲也、土方歳三/村上弘明、沖田総司/中村俊介、外島機兵衛/若林豪、松平容保/円谷浩、お孝/酒井美紀、お清/天海祐希、芹沢鴨/松山千春、 新見錦/岩尾正隆、永倉新八/堤大二郎、山南敬助/三浦洋一、斎藤一/深江卓次 、山崎蒸/大杉漣、原田左之助/小西博之、井上源三郎/樋浦勉、武田観柳斎/佐 戸井けん太、伊東甲子太郎/峰岸徹、藤堂平助/若林久弥、古高俊太郎/伊吹剛、 宮部鼎蔵/萩原流行、松平容保/円谷浩
特筆事項:テレビ朝日開局40周年特別企画。この作品をもってテレビ朝日木曜8時の時代劇枠が終了。

単発

大阪侍
1961
NHK
詳細不明

関ヶ原
1981.01.02-
TBS
脚本:早坂暁
森繁久彌
特筆事項:7時間ドラマで放映日が複数に分かれている。要確認。

竜馬がゆく
1982.1.2
テレビ東京(12時間ドラマ)
萬屋錦之介

愛に燃える戦国の女 豊臣家の人々より
1988/04/02
TBS
三田佳子

燃えよ剣
1990/01/05 19:00-22:00、1990.1.6 18:00-21:00
テレビ東京
制作:テレビ東京、テレパック 脚本:長坂秀佳
演出:山本和夫
原作:司馬遼太郎「燃えよ剣」
音楽:高橋洋一
主題歌:「GET IT BACK」竜童組
キャスト:土方歳三/役所広司、近藤勇/石立鉄男、沖田総司/辻輝猛、芹沢鴨/前田吟、清川八郎/古谷一行、伊東甲子太郎/近藤正臣、お雪/小川知子、ナレーター/芥川隆行
特筆事項:「テレビ東京開局25周年記念 新春時代劇スペシャル」
本作に脚本家の市川森一氏が松平容保役で出演していたらしい。そのお返しで、長坂秀佳氏が市川氏脚本の「野望の国」に出演したらしい。(長坂秀佳ファンのためのホームページ(よそのサイトです)、にて情報募集中です。)

竜馬がゆく
1997/01/01
TBS
上川隆也

けろりの道頓
1999.1.?(関西テレビ作品。正月放映予定)
西田敏行


参考文献・参考サイト
(番号は当サイト内で使用している統一の番号です。番号が飛んだりしているのは、そのためです。)
(1) QA 1997年7月号 [雑誌]
(2) アサヒグラフ増刊 3.15(昭和53年 朝日新聞社)[雑誌]
(17)蔵出し 絶品TV時代劇
(近藤ゆたか編、フィルムアート社刊 1997)[単行本]
(20)みんなのテレビ時代劇(1998 アスペクト刊)[単行本]
(21)東映京都テレビ映画25年(1982 東映京都スタジオ)[冊子]
(未採番)司馬遼太郎全作品大事典(1998 新人物往来社 別冊歴史読本46)[雑誌]
(22)大河ドラマ主題曲集「翔ぶが如く」(1990 ポリドールレコード)[CD]※なお、「秀吉」の時に新版が発売されている。
(23)東映時代劇ビデオのすべて(1998 東映株式会社)[販促用冊子。非売品]

(未採番)結束信二の世界[WWW]
(未採番)長坂秀佳ファンのためのホームページ
なお、新選組関連のキャストデータをのよりん様よりメールでいただきました。(1999.7.11 反映)

[ 時代劇のページへ ] 
[junjunのホームページへ ] 
junjuns@geocities.co.jp

Last modified: Sun Nov 7 12:15:32 1999