非常に私的な視点から見た京都オフレポ。(つづき)

どこまで書いたか。
えと、宿に着いたところから。

宿に着いてとりあえず、1部屋に集合して、ビデオを見よう会、となる。商売人さんがデッキを用意してくださった。
今日の復習と、明日の予習と、必殺のオープニングとか。
次の日の予習の方はどういう場所かさっぱりわからず。(だって林とかひろっぱとかでさあ、区別付かないって)
※だが、現場に行って来た今となってはなんとなくわかるから恐ろしい。

アイスを買ってきたのはいいが、宿にはスプーンがないそうな。箸で食べる。クッキーの入った奴の見た目がねえ。ゴマ豆腐かなにかを食ってる気分。
まことさんご夫妻からたこの燻製をもらう。
一匹(といっても10cmに満たないくらいのもの)を裂きながらちまちまと食べるが、堅いのでなかなかなくならない。噛み噛み見てると、またダンナの実家から電話。はいはい、外でどうぞ。
そういえば、豚松一家さん(自称)が神奈川からシュウマイを持参。
言ってなかったが、うちも新横からで、朝ご飯は家で食べたにもかかわらず、新幹線乗る前に小腹がすいたからとシュウマイを(新横浜で早朝にちょっとハラの足しに旨そうなものなんてものはそれしかないの)腹に入れた経緯があり、あり、…あったので、シュウマイはうけながす。

電話を済ませたダンナがひとこと。「というわけで明日は広島に行くことになった」。は?
なまじ京都にいたのが災いしてる。こんなん横浜だったら行く気にもなるまいに。
あっちは、電源が入らないとか言っているらしい。電源の故障か、マザーか、SCSIか。電話じゃらちがあかないようだ。まあ本人、行くのが当たり前みたいな顔してるのでひとりで行かせることにする。
部屋に帰って、明日9時に出てのぞみに乗ったら午前中に着くかなあ。それから要りそうなものを買って、バックアップとってetc.etc…そしたら帰りは月曜日だねーとかなんとか。

次の朝。
しののめさんと豚松さんは早起きで散歩に出かけたらしい。
私は当然寝てました。朝ご飯を宿のレストランで食べようと部屋を出たら、早朝にとんぼ返りしてるはずの早川さんに遭遇。あら? どうやら、行かねばならぬ先の方で電車が止まったかなんか。
ちうわけで朝ご飯をみなさんとご一緒にいただく。お魚が旨い。シャチョーさん(前日、飲み会の面々がどう見えるかということについて、わたしが「一見社長に連れられてきた従業員のような」集まり、と言ってしまったためか、 そういうよばれかたになってしまっている。まことさんの旦那様) は、らっきょうを紫蘇で巻いたおつけものがお気に入り。

てーことで、この先、事情により駆け足。

清涼寺(鬼平のEDで出てくる浅草のふりした寺)、大覚寺、橋、池、虫八幡(通称。古いやしろで夏は虫がいっぱいいる。)、コーソ(通称。…目印が「酵素」なため。(ぶはは、これはわけわからん))を回ります。
そのコーソってのが、山の道なき道をバンかなんかにのって、こわいよー、落ちるよーとか思いながら行くとこなわけ。細い細い道を抜けると、 ぱっと視界が開けて原っぱ。そこには、剣客商売の小兵衛の家が。前の畑の野菜が少々しなびており、これはしばらく前にロケがあったらしい、という雰囲気。
結局ロケにあうことはなかったが、 貴重なものを見られてラッキーだった。

でもね、帰ってきて、だんなの言うことには、「どこでとってるかわかるとつまらないね。」。
そうなのだ。どこかしら魔法が解けてしまって、NHKのビデオ録り時代劇の「いかにもスタジオでとってますー」な番組と変わらなくなってしまう。ロケ地巡りは両刃だ。

あ、ところで、ダンナの実家の方だが、広島まで行って、電源さし直したら直ったそうで、結局帰りの新幹線が同じになった。
ははは……。