日本テレビ火曜夜8時台の時代劇&年末時代劇

寄稿:土下佐ヱ門さま
コメントはすべて土下佐ヱ門様。データは若干こちらで追加しています。追加箇所はこちら
●日本テレビ火曜夜8時台の時代劇
 私の育った地域が民放2局のところで、しかもテレビは1日1時間と決められてい たということもあって、私は日本テレビ・NHKの時代劇を見て育った。しかし一番記 憶に残っているのは日本テレビの方で、里見浩太朗・風間杜夫の姿に惚れ惚れしてい たものである。自分が必殺にはまってしまった現在でも、枠が消滅した今でも、『長 七郎』〜『大江戸犯科帳』まではいわゆる「心の時代劇」で、特別な思い入れがある 番組ばかりである。

●長七郎以前の作品
 子供の頃気づいたら『長七郎』を見ていた私なので、それ以前の時代劇は一切視聴 していない。しかし日本テレビ火曜8時台の時代劇の流れを大雑把に把握しておこう。
 この枠は、昭和40年代前半に始まっているが、長七郎との直接の関係はない。最 初は三船プロの作品を放送していたがそれが3作品で途切れた。その数年後にこの枠 に時代劇が復活する。捕物帳三作品である。これも制作会社で考えると「三船プロ」 よりは「近い」とはいえ長七郎系統とは直接の関係は無い。

『桃太郎侍』
制作:三船ブロダクション
キャスト:尾上菊之助、平田昭彦、牟田悌三、真屋順子、長谷川稀世、佐野周二、大木実、田中絹代
ナレーター:宝田明

『昔三九郎』
1968(昭和43)年4月16日〜9月3日
制作:三船プロダクション
キャスト:林与一、北條きく子、片山明彦、弓恵子、牟田悌三、宮口精二

『五人の野武士』
1968(昭和43)年10月8日〜1969年4月l日
制作:三船プロ・日本テレビ

《系統としては一度ここで途切れる》

◆バラエティ『ゲバゲバ一座のちょんまげ90分!』
本放送:1971(昭和46)年10月12日〜日本テレピ火曜20:00
制作:井原高忠
出演:大橋巨泉、藤村俊二、うつみみどり、嶋田じゆん、朝丘雪路、小山ルミ、松岡 きつこ、キャロライン洋子、ギイ、岡崎友紀、西田健、横山リエ、大辻伺郎、坂上二 郎、宍戸錠、常田富士夫、萩本欽一、熊倉一雄、小松方正
解説:これはバラェティ番組で、しかも火曜8時台とはいえ90分番組なので、「日テ レ火曜8時台の時代劇」に入れるのはどうかと思った。が、一応時代劇ネタではある ので、こういう番租もあったよ、ってことで参考までに人れておくことにした。昭和 44年に有名な『ゲバゲバ90分!』という番組が放送されているが、その続編なのだろうか。

『伝七捕物帳』
1973(昭和48)年10月2日〜1977(昭和52)年10月11日

『新吾捕物帳』
本放送:1977(昭和52)年10月18日〜1982(昭和57)年11月16日
原作:陣出達朗
挿入歌:「明日の歌」作詞/いではく 作曲/遠藤実 歌/杉良太郎(CBSソ二一)
「江戸の黒豹」作詞/いではく 作曲/遠藤実 歌/杉良太郎
キャスト:杉良太郎、山城新伍、田中春男、都家かつ江、岡本信人、若原瞳、有島一郎

『右門捕物帖』
1982(昭和57)年11月23日〜1983年9月6日
キャスト:杉良太郎、高見知佳、岡本信人、所ジョージ、山田綾、渡辺有布子、横山 道代、下川辰平、伊東四朗

●長七郎〜闇を斬る!
 長七郎は日本テレビの別枠にあった『松平右近』あたりの系統である。杉良太郎に 代わってファミリー時代劇として八時台に移ってきて、『長七郎江戸日記』が誕生する。
 この系統はここで人気番組となり、10年間続く。『長七郎』〜『闇を斬る!』ま でがそれであり、その後この系統の時代劇は途切れてしまった。高橋英樹の『江戸の 用心棒』が近いといえば近いのだが。

『長七郎江戸日記』
1983(昭和58)年10月18日〜1986(昭和61)年12月23日
原作:村上元三
制作:ユニオン映画、六本木オフィス
脚本:小川英、鈴木生朗、奥村俊雄、白井更生、中野顕彰、横田与志、胡桃哲、名倉勲、廣澤榮ほか
監督:松尾昭典、松尾正武、田中徳三、斉藤光正、古川一義、澤田幸弘、原田雄一、山下耕作、居川靖彦ほか
昔楽:菊地俊輔
主題歌:「微笑みかけて」作詞/荒木とよひさ 作曲/平尾昌晃 歌/里見浩太朗( TDKレコード)
キャスト:松平長七郎/里見浩太朗、辰/火野正平、高品格、三宅宅兵衛/下川辰平 、丹波哲郎、沢木兵庫/三田明、伏見尚子、加藤純平、おれん/野川由美子
解説:速水長三郎の名で瓦版屋の夢楽堂に居候している松平長七郎の活躍を描く。長 さんは居候のくせに目茶苦茶偉そうだった。後のシリーズで瓦版屋から口入れ屋に引 っ越しするのだが、夢楽堂の奉公人である辰を連れてっちやうし。決め台詞は「俺の 名前は引導代わりだ。迷わず地獄に落ちるがよい」。そして二刀流で悪人を切り倒す 。見所はやはりあの納刀。ビュンビュン、くるりん、パチン。
沢木兵庫は普段は蕎麦屋をしていて「六さん]の名前で通っているが、実は隠密であ る。元々は丹波哲郎側の人問で長七郎の行動を見張っていたのだが、なんだかんだと 理由をつけて長さんにこき使われている内に、長七郎の為に働くのが当然のようにな ってしまった。私の初恋の人である。
当時トーク番組か何かで里見浩太朗が「毎回違う衣装を着ている」と語っていた記憶 があるのだが、本当だろうか?

『銭形平次』
1987(昭和62)年l月6日〜12月22日
制作:日本テレビ、ユニオン映画
企画:岡田晋吉
プロデューサー:須永元、松岡明、菊池昭康
脚本:和久田正明、安藤日出男、鈴木生朗、小川英、渡辺良二、岡田光治、山本真帆、井川公彦ほか
監督:藤井克彦、澤田幸広、齋藤光正、ほか
原作:野村胡堂
音楽:川村栄二
主題歌:「遥かな愛」作詞/松本一起 作曲/タケカワユキヒデ 歌/風間杜夫(キ ティレコード)
キャスト:銭形平次/風間杜夫、お静/宮崎美子(現・宮崎淑子)、 三輪の万七/左とん平、お神楽の清吉/森川正太、八五郎/本場勝己、 おとめ/浅利香津代、紋三/井上博一、笹野新三郎/中村橋之助、おりん/美保純、笹野絹/岸田今日子、笹野弥三郎/萬屋錦之介、田中好子、高橋友之、潮哲也
解説:風間杜夫は男前なのでかっこいい平次だった。それ以外には意味不明な主題歌 だけが印象に残っている。♪お前を一人にさせていた寂しさを夜明けまでそっと見守 ってやりたい〜春はときめきに目覚めて夏は星屑数え散り際の愛を知り真冬には俺の 手で〜〜(以下略)。当時はかなり気に入っていて、自慢じゃないが今でも歌える。

『長七郎江戸日記』(第2シリーズ)
1988(昭和63)年1月5日〜1989(平成l)年9月26日
音楽:菊地俊輔
主題歌:「おとこの歳月」作詞/山本伊織 作曲/長沢ヒロ 歌/里見浩太朗(ワー ナーパイオニア)
キャスト:里見浩太朗、辰/火野正平、高品格、宮川一郎太、速川明子、広瀬あゆみ 、択木兵庫/三田明、下川辰平、おれん/野川由美子、丹波哲郎
解説:確かこのシリーズの途中で春麦屋の六さんが殺されたんだよね。

『八百八町夢日記・隠密奉行とねずみ小僧』
1989(平成l)年10月10日〜1990年10月2日
制作:ユニオン映画
脚本:小川英、胡桃哲、中野顕彰、鈴木生朗、山田貴美子、蔵元三四郎、和久田正明、佐藤五月、ほか
監督:齋藤光正、山下耕作、原田雄一、金鐘守、上杉尚祺、小澤啓一、ほか 音楽:川村栄二
主題歌:「恋草子」作詞/小椋佳 作曲/TAI 歌/里見浩太朗(ワーナーパイオニア)
オープニングナレーション:「天保年間一千八百三十年代、世に蔓延る悪に向かって 二人の男が挑戦状を叩きつけた。その名は時の北町奉行、榊原主計頭忠之。もう一人 は榊原の手で処刑された筈の、鼠小僧次郎吉である」
キャスト:里見浩太朗、中原理恵、八田真四郎/船越栄一郎、平吉/森川正太、立原 ちえみ、未来貴子、長門裕之、佐藤慶、風間杜夫
解説:榊原は悪人の館に乗り込むと、「夢」と大書された(脇にも小さめに2つ書い てある)扇子をバッと広げて悪人に投げ付け、元結いを切る。ま、金さんの桜吹雪が 扇子になったようなもんだ。その扇子が必ず柱に突き立つのが格好良かった。で、決 め台詞は「人の夢をもてあそんだ貴様らに、もはや見る夢はないのだ! おとなしく 縛につけい!」。勿論その後全員叩っ切るんだけど。
風間演ずる鼠小僧は処刑されたことになっていて、三郎左という名前でシャバに出て 来た。盗っ人として鍛えた腕で榊原を助けるのである。私はそのかっこよさに胸がと きめいて、その後時代劇に出なくなったことに悲しんでいた程で、『みんなのチレビ 時代劇』92員上段の文は大変遺憾に感じた。榊原との連絡所になっている小料理屋の 板前の平吉が何故かライバル視していて三郎左にちょっかいを出す。その二人のやり とりが面白かった。
放送当時、日本チレビの番組対抗のクイズバラエチィー番組に出場した里見浩太朗が 、点数横取りの時に和田アキ子に「八百長夢日記(笑)から○○点!」と言われて「 キッ」としていたのを覚えている(笑)。

『長七郎江戸日記』(第三シリーズ)
1990(平成2)年10月16日〜9月24日(開始日1991.4.2は誤りと思われる。要確認 by junjun)
制作:日本テレビ、ユニオン映画
制作協力:劍企画、東映太秦映像
原作:村上元三
企画:須永元
プロデューサー:今井正夫、内堀雄三
脚本:小川英、蔵元三四郎、渡辺良二、鈴木生朗、和久田正明、胡桃哲、石村嘉子、山田貴美子、ほか
監督:金鐘守,小澤啓一、齋藤光正、ほか
音楽:菊池俊輔
主題歌:「宵祭」作詞/小椋桂、作曲/TAI、編曲/馬飼野俊一、唄/里見浩太朗
キャスト:松平長七郎/里見浩太朗、辰三郎/火野正平、青目慎太郎/国広富之、三宅宅兵衛/下川辰平、おなつ/東ちづる、おはる/立花理佐、要町の文次/蛍雪次朗、浪花屋喜久蔵/芦屋雁之助、柳生宗冬/丹波哲郎、語り/黒沢良
解説:この初回で、長さんは夢楽堂から口入れ屋に引っ越し(と言ってもやっぱり居 候だけど)。

『八百八町夢日記』
1991(平成3)年10月8日〜1992年9月15日
音楽:川村栄二
主題歌:「夢がたり」作詞/たきのえいじ 作曲/市川昭介 編曲/前田俊明 歌/ 里見浩太朗(ソニーレコード)
キャスト:里見浩太朗、中田喜子、八田真四郎/船越栄一郎、中村巌、名吉屋章、観 音寺/長門裕之、夏八木勲、風間杜夫

『半七捕物帳』
1992(平成4)年10月13日〜1993年3月2日
企画:岡部英紀(日本テレビ)、菊地昭康
脚本:田上雄ほか
監督:原田雄一ほか
音楽:大谷和夫
音楽ディレクター:鈴木清司
キャスト:半七/里見浩太朗、お千加/片平なぎさ、お初/有沢妃呂子、庄太/西山浩二、熊蔵/丹古母鬼馬二、小山恭介/堤大二郎、長次/山城新伍
解説:今思うと里見浩太朗が年相応の役をやっていたのだが、若作りの長七郎等を見 慣れた子供心には、この新番組予告編はショックだった。股引に尻端析りが似合わな くて妹なぞは拉いていたものだった。

『闇を斬る!大江戸犯科帳』
1993(平成5)年3月4日〜12月16日
キャスト:一色由良之介/里見浩太朗、小笠原能登守泰久/西郷輝彦
解説:浩ちゃんは大目付の一色由良之介で、輝ちゃん扮する町奉行の小笠原殿とお友 達という設定。小笠原殿が「表奉行」、由良さんが「裏奉行」。表で裁けない悪を由 良さんが斬る!わけだ。
とても面白かったのだ、この作品は。特に土御門様・久世様・珍阿弥が出て来た話っ 。「では小笠原殿、珍阿弥の真似をしていただこうか」「何、拙者に下帯ひとつで殿 中を駆け巡れと申すか」・・・やってほしかったっ(切腹モンだが)。
特に最終回が作晶の質を表すもので、この枠では珍しくハードな終わり方をした。由 良さんが上様(家斉)を諌めるために陰腹を切ってしまうのだ。よってこの番組の復 活はあり得ない。面白かっただけに残念だ。

●それ以後火曜8時枠の消滅まで

『父子鷹』
1994(平成6)年1月11日〜3月22日
『江戸の用心棒』
1994(平成6)年4月13日〜1995年3月7日

出演:朝霞清三郎/高橋英樹、小雪/牛島ゆうき、おたか/八千草薫、久兵衛/奥村公延、おさん/門田麻希、おりは/高樹沙那、おはま/うつみ宮土理 『江戸の用心棒II』
1995(平成7)年10月17日〜1996年3月5日
火曜20:00ー20:54 全15回
主題歌:西城秀樹「心の扉」
出演:朝霞清三郎/高橋英樹、船越栄一郎、星由里子、河合奈保子、柳瀬かくのすけ(漢字失念)/阿藤海、名古屋章
覚え書き:なんで柳瀬のだんなの下の名前まで覚えているか(漢字をわすれたくせに)というと、劇中で「やなせーかくのすけべ」と船越にからかわれて激怒する場面があったから。 『さむらい探偵事件簿』

●日本テレビ年末時代劇スペシャル
『忠臣蔵』
放送日:1985年12月30日21:02− 前編
         12月31日21:02− 後編
制作総指揮:岩渕康郎
脚本:杉山義法
監督:斎藤武市
音楽:三枝茂章
主題歌:「惚れ遊び」作詞/小椋佳 作曲・歌/堀内孝雄
出演:大石内蔵助/里見浩太朗、浅野内匠頭/風間杜夫、多岐川裕美、吉良上野介/ 森繁久禰、西村晃、丹波哲郎、藤岡琢也、伊吹吾朗、山岡久乃、野川由美子、中野良 子、大石主税/坂上忍、堤大二郎、磯貝十郎左衛門/田村亮、あおい輝彦、竜雷太、 堀部安兵衛/勝野洋、毛利小兵太/西郷輝彦、竹脇無我、高品格、山内明、高橋元大 郎、本田博太郎、三田明、松山英太郎、真行寺君枝、堀内孝雄、東八郎、峰竜太、下 川辰平、火野正平

『白虎隊』
放送日:1986年12月30日火曜日20:03− 第一部「京都動乱」
         12月31日水曜日20:03− 第二部「落城の賦」
制作総指揮:岩渕康郎
制作:日本テレビ、ユニオン映画
制作協力:東映太秦映像
音楽:瀬尾一三
脚本協力:石原純一
制作:岡田晋吉、野崎元春
プロデューサー:須永元、清水欣也、菊池昭康、今井正夫
プロデューサー補:松村あゆみ、内堀雄三
脚本:杉山義法
監督:斎藤武市
音楽監督:鈴木清司
主題歌:「愛しき日々」作詞/小椋佳 作曲・歌/堀内孝雄 編曲/川村栄二
出演:西郷頼母/里見浩太朗、松平容保/風問杜夫、井上丘隅/森繁久彌、 井上ちか子/坂口良子、井上雪子/池上季実子、神保修理/国広富之、 土方歳三/近藤正臣、神保内蔵助/丹波哲郎、萱野権兵衛/西田敏行、 板垣退助/あおい輝彦、秋月悌次郎/露口茂、山本八重子/田中好子、 照姫/多岐川裕美、坂本龍馬/中村雅俊、野村左兵衛/竹脇無我、 山本覚馬/竜雷大、川崎尚之助/田中健、桂小五郎/石橋正次、 飯沼貞吉/宮川一郎太、野村駒四郎/坂上忍、篠田儀三郎/新田純一、 日向内記/火野正平、さつき/富田靖子、井上ゆみ子/工藤夕貴、 間瀬きよ/美保純、西郷千恵子/野川由美子、井上とめ子/山岡久乃、 中川宮/松山英太郎、山川大蔵/堤大二郎、松平定敬/中村橋之助、 田中土佐/佐藤慶、吉松速之助/勝野洋、近藤勇/夏八本勲

『田原坂』
放送日:1987年12月30日水曜日 第一部「英雄野に下る」
         12月31日木曜日 第二部「桜島は死せず」
制作総指揮:岩渕康郎
原作・脚本:杉山義法
監督:斎藤武市
音楽:川村栄二
主題歌:「遙かな轍」作詞/小椋佳 作曲・歌/堀内孝雄(リバスターレコード)
キャスト:西郷隆盛/里見浩太朗、本戸孝允/風間杜夫、イト/秋吉久美子、大久保 利通/近藤正臣、勝海舟/萬屋錦之介、森繁久禰、西郷輝彦、勝野洋、あおい輝彦、 菊地桃子、野村宏伸、竹脇無我、露口茂、根津甚八、竜雷太、中谷一郎、下川辰平、 大門正明、石橋正次、松山英太郎、西川弘志、宮川一郎太、坂上忍、新田純一、赤座 美代子、堤大二郎、松村雄墓、加納竜、国広富之、三浦浩一、藤岡琢也、丹波哲郎

『五稜郭』
放送日:1988年12月30日金曜日20:03−22:56 第一部「江戸最後 の日」−男たちの選択−
         12月31日土曜日20:04−22:56 第二部「幻の蝦夷 共和国」−函館戦争−
                              ●エピローグ・ラ ウルを越えて
企画:岩渕康郎
原作・脚本:杉山義法
監督:斎藤武市
音楽:川村栄二
主題歌:「夢の吹く頃」作詞・作曲・歌/さだまさし
キャスト:榎本武揚/里見浩太朗、多津/浅野ゆう子、勝海舟/津川雅彦、野村宏伸 、永倉新八/五代高之、中島英次郎/坂詰貴之、高橋良明、おさよ/高橋かおり、三 郎次/石川博之、薩摩軍隊長/村田雄浩、船越栄一郎、電雷太、新田昌玄、高松英郎 、本田博太郎、南美江、結城美栄子、林つる/久賀美子、風間杜夫、福沢諭吉/中村 雅俊、田村高廣、森繁久禰、伊庭八郎/舘ひろし、大川正次郎/三浦友和、西郷輝彦 、松村雄基、沢太郎左衛門/秋野太作、松山英太郎、石橋正次、下川辰平、赤座美代 子、クロード・チアリ、岡田眞澄、木戸孝允/あおい輝彦、近藤勇/夏八木勲、藤岡 弘、若林豪、松本良順/石立鉄男、井上ちか子/十朱幸代、土方歳三/渡哲也
解説:舘ひろしの最期・・・かっこよかったなぁ〜。当時彼は『あぶ刑事』で超の付 く人気スターだったので、NG特集か何かで『五稜郭』が取り上げられた時は、彼の「 よし・・・撃て!」(その直後実顔で「ちょっと間が空きましたね、もう一回お願い します」と言っていた)と、渡哲也の討ち死に場面の撮影風景が紹介されていた。某 学生向け雑誌にも伊庭八郎の戦闘シーンの写真が載り、「舘さんの最期に注目!」と コメントがあったのを記憶している。

『奇兵隊』
放送日:1989年12月30日土曜日21:03− 第一部「京洛の花に舞う」− 決起の章−
         12月31日日曜日20:03− 第二部「四境ことごとく敵」 −回天の章−
脚本:野上龍雄
監督:斎藤武市
テーマ音楽演奏:読売日本交響楽団
主題歌:「冬の蝉」作詞・作曲・歌/さだまさし
キャスト:高杉晋作/松平健、うの/伊藤蘭、津川雅彦、永島敏行、梅宮辰夫、井上 聞多/萩原流行、堤大二郎、石原良純、竜雷太、大場久美子、いね/セーラ、芦川よ しみ、伊藤麻衣子、井上りく/山岡久乃、藤岡琢也、勝野洋、織本順吉、左右田一平 、長門裕之、桂小五郎/中村雅俊、加納竜、羽賀研二、永倉新八/本田博太郎、下川 辰平、坂本龍馬/武田鉄矢、アーネスト・サトウ/デープ・スペクター、ベンガル、 近藤洋介、板倉伊賀守/中野誠也、正八/佐藤B作、岡本信人、大門正明、中西良太 、橋本功、円谷浩、一橋慶喜/高橋英樹、池上季実子、村田蔵六/片岡鶴太郎

『勝海舟』
放送日:1990年12月30日日曜日20:04−22:56 第一部「日本よ〜 そろ・サムライ太平洋を渡る」
         12月31日月曜日20:04−23:26 第二部「幕臣残照 ・咸臨丸は沈まず」
                            エピローグ「海舟臨終 ・永遠の船出」
制作:NTV、ユニオン映画
原作・脚本:杉山義法
監督:山下耕作
音楽:服部克久
タイトル曲:「プラトニック」作曲・歌/堀内孝雄
中テーマ:「青春でそうろう」作曲・歌/堀内孝雄
キャスト:勝海舟/田村正和・田村亮、民子(勝海舟の妻)/岸本加代子、お久/高橋恵子、お順/南野陽子、お信/草笛光子、小栗忠順/風間杜夫、徳川慶喜/津川雅彦、佐久間象山/上岡龍太郎、坂本龍馬/梨本謙二郎、岡田以蔵/哀川翔、山岡鉄舟/勝野洋、渋田利右衛門/森繁久彌、勝小吉/田村高廣、
特筆事項:田村三兄弟の共演♡  ⇦あ・このミーハーな一言は消してもオッケーです

『源義経』
放送日:1991年12月31日火曜日18:30− 第一部「九郎登場・疾風怒濤 の巻」
                         第二部「英雄流転・安心立命 の巻」
                         エピローグ「義経伝説」
原作:村上元三
脚本:杉山義法
監督:山下耕作
音楽:津島利章
出演:野村宏伸、安田成美、榎木孝明、有森也実、田村亮、阿藤海、哀川翔、船越英 一郎、高橋ひとみ、竹中直人、五代高之、下川辰平、十朱幸代、大沢健、蛍雪次朗、 神保美喜、丹波哲郎、平幹二朗、堤大二郎、唐沢寿明、勝野洋、あおい輝彦、岸田今 日子、野際陽子、和久井映見、高橋英樹、里見浩太朗

参考文献:『日本テレピポスターコレクション』『蔵出し絶品テレビ時代劇』『みん なのテレビ時代劇』&記憶


以上、土下佐ヱ門様よりメールにていただきました。(1998.7.15,1998.7.24, 1998.8.1,1998.8.27。 原文の著作権は土下佐ヱ門様に属します。本人の希望により4通のメールを編集して公開しています。
編集人側で若干データを追加しています。

【追加箇所】(参考文献:テレビジョンドラマ、本編クレジット)

土下佐ヱ門様よりデータ提供掲示板にて、江戸の用心棒、江戸の用心棒IIのデータ提供がありましたので、本文にマージしました。(1998.12.6) 編集人:junjun

補足


新春時代劇データ


平成2年 NTV新春時代劇スペシャル『樅の木は残った』
1990.1.2
日本テレビ
原作:山本周五郎
脚本:杉山義法
監督:山下耕作
音楽:川村栄二
キャスト:里見浩太朗、秋吉久美子、西郷輝彦、喜多嶋舞、船越栄一郎、 坂上忍、佐野圭亮、沖田浩之、佐藤慶、若林豪、南田洋子、長門浩之、 中村嘉葎雄、高橋幸治、若山富三郎、山田五十鈴
特筆事項:ビデオは1991年にVAPから発売された。VPVX-62301 二本組。 税抜き 14369円(当時)
コメント(by えみ様): <私としては秋吉久美子とのラブシーンが気になってしょうがなかった・・・。 あんまり、浩ちゃんってそうゆう役をやらなかったので・・・。 でも、撮影の裏側をテレビでやったときに、かつらで首が疲れる秋吉久美子の 首に手をかけて支えてあげたり、「ほんとに、しちゃおうか!」と口を近づけてたときは複雑な気持ちでした・・・。>

平成3年 NTV新春時代劇スペシャル『寛永風雲録』激突!知恵伊豆対由比正雪
1991.1.2
日本テレビ
原作:柴田錬三郎「徳川三国志」
脚本:小川英、胡桃哲
監督:齋藤光正
音楽:菊池俊輔
制作:日本テレビ、ユニオン映画
キャスト:松平伊豆守/里見浩太朗、丸橋忠弥/榎木孝明、荒木又右衛門/伊吹剛、宮本武蔵/夏八木勲、柳生十兵衛/若林豪、由比正雪/西郷輝彦、 多喜川裕美、清水美砂、美保純、火野正平、石橋蓮司、竜雷太、風間杜夫、中尾彬、峰岸徹、辻萬長(辻はしんにょうに点が2つある字)、下川辰平、大山克巳、今福将雄、木之元亮、亀石征一郎
特筆事項:ビデオは1991年にVAPから発売された。VPVX-62307 二本組。 税抜き 14369円(当時)
コメント(by えみ様): <殺陣が好きと言う人にはたまらない作品かも!でも、ちょっと固い気がした このころ、西郷さんが再婚して結構注目されてました!>


  データ提供:樅の木は残った、寛永風雲録に関するデータをえみ様よりいただきました。原文は物書きどころでごらんください。製作、音楽担当、放映日、ビデオ情報、原作書名、役名、一部キャストをこちらで追加しました。 ([632]1998/08/29 Sat 22:46:53 )   

そのほかの特番

大暴れ!一心太助 天下の御意見番大久保彦左衛門罷り通る
1990.12.25
制作:ユニオン映画
脚本:鈴木生朗
監督:佐藤光正
音楽:佐藤允彦
キャスト:風間杜夫、美保純、丹波哲郎、里見浩太朗、沢田亜矢子、若林豪、中原早苗、小林昭二、織本順吉、七瀬なつみ、南条弘二
特筆事項:長七郎江戸日記の時間帯に放映されたらしい単発もの。スタッフもそれ系。

文五捕物絵図 男坂界隈
1991.3.26
制作:日本テレビ、C.A.L
脚本:倉本聰
監督:吉田啓一郎
音楽:桜庭伸幸
キャスト:中村橋之助、寺尾聰、丹波哲郎、若林豪、石橋蓮司、夏八木勲、洞口依子、平泉成、森次晃嗣
特筆事項:長七郎江戸日記の時間帯に放映されたらしい単発もの。
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