4月はNHK水曜・金曜時代劇です。

たとえば、「赤ひげ」「文吾捕物絵図」「天下御免」「鳴門秘帳」「御宿かわせみ」「風神の門」「真田太平記」「夢暦 長崎奉行」「はやぶさ新八御用帳」などなど。
銭形平次やトミマツの裏だったり、太陽にほえろの裏だったりと実は見ている人が少ない可能性の高いNHK時代劇。 一個でもこれは好きで見ていたなあというのがあれば、お話をお聞かせください。

この物件の改版履歴

土下左ヱ門さまから「夢暦 長崎奉行」「腕におぼえあり」「腕におぼえあり 2」「天晴れ夜十郎」「新・半七捕物帳」「壬生の恋歌」などについて、詳しい情報をいただきました。
ゲイランさまから「人形佐七捕物帳」「文吾捕物絵図」「開化捕物帳」など初期作品について詳しい情報をいただきました。
そのほかいろいろ教えてくださった方ありがとうございます。

NHK時代劇いろいろ

…いろいろかけるほど知りません。(^_^;;;)


データ

2000.9.27までの判明分

月曜21:15

一絃の琴

柳橋慕情

金曜20時(一部を除く)

人形佐七捕物帳
1965.4.9-1966.4.1
制作:浜村道哉
演出:小林利雄、安江泰男、小林安次
原作:横溝正史
脚本:榎本滋民、川崎九越
キャスト:佐七/松方弘樹、辰五郎/渥美清、豆六/克美しげる、お粂/小林千登勢、宗吉/谷幹一、このしろの吉兵衛/水島道太郎、鳥越の嘉平次/殿山泰司、 寅松/村田正雄、千代/岸旗江、おりき/伊藤智子、源次/穂積隆信、 太吉/宗近晴見、おみよ/中村歌、力松/古川緑九、三次/大塚周夫、 寅八/矢田稔、おふさ/井上玲子
特筆事項:松方弘樹は後(1977)にテレビ朝日系でも人形佐七を演じている。

大岡政談 池田大助捕物帳
1966.4.8-1967.3.31
演出:小林安次
脚本:高岩肇
原作:野村胡堂
プロデューサー:森理一郎
キャスト:大岡越前守忠相/尾上松緑、池田大助/尾上辰之助、仙太郎/坂本九、美濃/光本幸子、石子万作/安井昌二、弥十郎/江戸屋猫八、源太/野口元夫、甚兵衛/青野平義、佐伯源八郎/花柳寛、兵六/三遊亭小金馬、おしげ/星清子、おたき/飯田桂子、仁助/永井柳太郎、おきぬ/美田園子 おたつ/加藤玉枝、おのぶ/槙杏子、野村左門/光枝明彦、村田千介/外山高士、益田秀之進/田原弘二郎、鈴木伝八郎/前田昌明、土屋七郎/宮部昭夫
特筆事項:
音楽担当は渡辺岳夫か。

文吾捕物絵図
1967.4.7-1968.10.11
演出:和田勉
原作:松本清張
脚本:杉山義法、倉本聰、佐々木守、川崎九越、岡田光治
音楽:冨田勲
キャスト:文吾/杉良太郎、丑吉/露口茂 文五郎/東野英治郎 与之助/東京ぼん太 、横山草太郎/和崎俊也、幸吉/青山良彦、三次/松川勉、長谷源八郎/中村竹弥、伊吹ゆみ/岸田今日子、矢七/常田富士男、おけい/奈美悦子、おしの/長谷川稀世、お京/井上清子、おはつ/東山明美 おくま/加藤玉枝、巳之/なべおさみ、勘太/山田太郎、河太郎/村田正雄
特筆事項:原作は松本清張の書き下ろし。ハッピーエンドに終わらない社会派捕物劇であったらしい。残された映像を少し見たが、露口茂はこんなころから「話は聞いた」的なことをやっていた。ただし、まだころころしていて、山さんのような渋みはない。杉良太郎は、のちの粋な遊び人姿とは全然違う、他人の気持ちを思いやって苦悩する青年の姿が見られる。
CDの為に新規に録音されたものではあるが、「新日本紀行・冨田勲の音楽」(1994 BMGビクター BVCF-1525)で主題曲を聴くことができる。

開化探偵帳
1968.11.1-1969.10.10
演出:小林万顕
原作:島田一男
キャスト
新宮寺京介/緒方拳、門司勝之助/郷英治(英は金偏に英)、大木一郎太/小山田宗徳、
庄司孫右衛門/巌金四郎、浅吉/花柳喜章、伊之助/中原成男、
難波/木下秀雄、長十郎/内田朝雄、お源/滝群保代、小梅/香山美子、
お富/小柳弥栄、お金/鮎川いずみ、藤井弥太郎/川崎敬三
特筆事項:時代設定は明治七年から九年にかけてだそうです。

鞍馬天狗
1969.10.17-1970.10.2
演出:岸田利彦
原作:大佛次郎
脚本 大津晧 土橋成男 大野靖子
キャスト
鞍馬天狗/高橋英樹 杉作/板東八十助 黒姫の吉兵衛/露口茂
長次/古今亭志ん朝 近藤勇/瑳川哲郎 小野宗房/柳生博
お艶/浜木綿子 新撰組/若駒冒険グループ
特筆事項:

男は度胸
1970.10.9-1971.10.1
演出:清水満
原作:柴田錬三郎「徳川太平記」
脚本:小野田勇
キャスト:
加納新之助/浜畑賢吉(後の吉宗)、山内伊賀亮/寺田農、大岡忠相/米倉斉加年、多藻/三田佳子、嘉吉/笑福亭仁鶴、志乃/吉沢京子、紀伊国屋文左衛門/森繁久弥、土子判作/寺尾聡、小猿七之助/三木のり平、須磨/波野久里子、高田群兵衛/高橋長英、加納五郎左衛門/笠智衆、その妻・お末/沢村貞子、徳川光貞/板東三津五郎、徳川綱教/林成年、堀部安兵衛/中尾彬、淀屋辰五郎/中村鴈治郎、小松休夢/小沢栄太郎、天一坊/志垣太郎、語り手/芦田伸介
特筆事項:吉宗もの。(姓が加納なのは、幼少時家臣の家で育ったため。)

天下御免
1971.10.8-1972.10.6 46話
制作:小川淳一
演出:岡崎栄、村上慧、藤田道郎、原俊二(俊は日偏が正しい)、山本誠、重光亨彦
脚本:早坂暁、大西信行、佐々木守、福田善之、
音楽:山本直純
タイトル画:黒鉄ヒロシ
キャスト:平賀源内/山口崇、小野右京之介/林隆三、稲葉小僧/津坂匡章、紅/中野良子、八萬/山田隆夫、杉田玄白/坂本九、田沼意次/中谷昇、半六/谷啓、北北斎/三遊亭円生、レンゲ/大地喜和子、桜/津山登志子、星/保倉幸恵、ナレーション/水前寺清子
特筆事項:
讃岐に生まれた、早く来すぎた天才・平賀源内と遅く生まれすぎた剣豪・小野右京之介。義賊稲葉小僧に、やたら解剖の好きな杉田玄白。分からず屋の役人をやっつけ、自由をもとめる主人公たち。そこに流れるのは昭和の歌謡曲。この実験的な番組は、時代劇の姿を借りた現代風刺傑作へんてこドラマとして知られている。
マスタービデオテープは失われており、今日では一部しか見ることができないが、脚本集(全4巻。大和書房)が発売されておりほとんどの脚本を読むことができる。
複数の資料で中野良子の役名が「美弥」とあるが、脚本集の記述に基づき「紅」を採った。

赤ひげ
1972.10.13-1973.9.28
演出:中山三雄
原作:山本周五郎「赤ひげ診療譚」
脚本:倉本聰
キャスト:新出去定/小林桂樹、保本登/あおい輝彦、森半太夫/有川博、 お雪/紅景子、天野まさを/望月真理子、冬吉/黒沢年男、 市三/小鹿敦、おせん/浜木綿子、おきぬ/仁科明子
特筆事項:

天下堂々
1973.10.5-1974.9.27
演出:岡崎栄
脚本:早坂暁
キャスト:篠田三郎、高松英郎、村野武範、石橋正次
特筆事項:

ふりむくな鶴吉
1974.10.11-1975.10.3
演出:樋口昌弘ほか
脚本:山田正弘ほか
キャスト:鶴吉/沖雅也、榊原又十郎/伊吹吾郎、なら八/ハナ肇、やよい/竹下景子、ちか/新藤恵美、寅吉/西田敏行、おふく/中尾ミエ、おきく/瞳順子、三宅伝蔵/中丸忠雄、夢斉/宇野重吉
特筆事項:
関連するよそのページ:日の当たらない邦画劇場

(この間に、「新・坊ちゃん」「いごっそう段六」「丼池太閤記」)

鳴門秘帖
1977.5.6-1978.3.17
演出:北島隆
原作:吉川英治
脚本:石山透
キャスト:法月弦之丞/田村正和、お十夜孫兵衛(関屋孫兵衛)/江原真二郎、見返りお綱/三林京子、お米/小林麻美、目明し万吉/森本レオ、 天堂一角/高松英郎、旅川周馬/角野卓造、紋日の虎/有島一郎、 松平輝高/宝井馬琴、常木鴻山/戸浦六宏、林啓之助/松山省二、 竹屋三位卿/岡田裕介、蜂須賀重喜/西田健、高木竜耳軒/西村晃、 甲賀世阿弥/日下武史、お千絵/原田美枝子、語り/古今亭志ん朝
特筆事項:
鎖国状態の阿波に渦巻く陰謀。その秘密に挑む虚無僧姿の弦之丞。この作品、子供には難しくてわかんなかったです。田村正和が御十夜孫兵衛の頭巾をずばっと斬って額からクルスがばっと現れるところだけ妙にはっきり覚えています。

(以降しばらく時代劇枠は水曜日へ。)

赤頭巾快刀乱麻
1991.4.5-1991.8.2 14話(衛星 第2 日曜日20:00-20:44)
制作:田代勝四郎
演出:橘高幸三、広川昭、柴田岳志、小松隆一
脚本:矢島正雄(全話)
音楽:堀井勝美(演奏:Cカンパニー)
題字・紙芝居:加太こうじ
キャスト:
平野作之助/野村宏伸、お京/和久井映見、千恵/永島暎子、柳生烈火/阿藤海、柳生宗矩/益岡徹、徳川家康/谷啓、徳川秀忠/角川博、松/豊川悦司、紅/高橋ひとみ、一八/梨本謙次郎、御手洗藤左衛門馨/岡本信人、治助/イッセー尾形、みよ/中村ひとみ、ゆう/中島唱子、きく/藤谷美紀、浅野長政/丹波哲郎、山上一刀斉/高橋幸治、
特筆事項:
ご紹介はこっち
少々コメディ色を交えながら人の心の問題をテーマとして扱った変身時代劇。各話の導入は現代の下町の紙芝居風景から始まる。
江戸の町に暗躍する裏柳生。しかし、彼らの悪巧みは赤頭巾の剣の前にことごとくうち砕かれる。その正体は家康の囲碁指南役の作之助。普段は赤いものが恐いという情けない作之助だが、血の気配を感じると人が変わってしまうのだ。野村宏伸はぼけぼけな役か、極端にクールな役かの両極端になる傾向があるが、この作品ではその両方の面が一人に同居しているという役。
タイトル曲はクレジットされませんが、堀井勝美プロジェクト「SKY CRUISIN'」に収録されている「REDDISH IN MIND」。
関連するよそのページ:めーちんどー
「羽衣家文書」のリンクをたどると、サブタイトル等の詳しいデータがあります。本作品とは脚本、キャストなどで深い関係にある「凛々と」についても情報が得られます。

近松青春日記
1991.9.6-1991.11.29
演出:大森青児
脚本:布施博一
キャスト:高島政宏、若村麻由美
特筆事項:若き日の近松門左衛門。

腕におぼえあり
1992.4.10-1992.6.26 13話(うち第1回はスペシャル) 19:30-20:15
サブタイトルリスト
制作:一柳邦久
演出:大原誠、望月良雄、尾崎充信、鈴木圭
原作:藤沢周平「用心棒日月抄」「よろずや平四郎活人剣」
脚本:中島丈博、鹿水晶子
音楽:近藤等則
キャスト:青江又八郎/村上弘明、細谷源太夫/渡辺徹、相模屋吉蔵/坂上二郎、平沼由亀/清水美砂、麟之丞/香取慎吾、おいね/小田茜、きん/北林谷栄、土屋清之進/矢崎滋、文/風吹ジュン、大富静馬/片岡鶴太郎、間宮作左衛門/日下武史、大富丹後/新田昌玄、柳沢吉保/石坂浩二、田村亮、語り/山川静夫
特筆事項:
SMAPの慎吾ちゃんの若き日(現在比)の姿が見られます。
「渡辺徹の太った「やせ浪人」は前代未聞」との声あり。たしかに。

腕におぼえあり2 帰ってきた用心棒
1992.9.4-1992.11.27 19:30-
サブタイトルリスト
制作:一柳邦久
脚本:松原敏春(全話)
監督:望月良雄、長沖渉、尾崎充信、鈴木圭
原作:藤沢周平「用心棒日月抄」「よろずや平四郎活人剣」
音楽:近藤等則
キャスト:青江又八郎/村上弘明、細谷源太夫/渡辺徹、相模屋吉蔵/坂上次郎、 平沼由亀/清水美砂、大富静馬/片岡鶴太郎、佐知/黒木瞳、谷口権七郎/蟹江敬三、 寿庵安方/細川俊之、稲葉丹後守/西岡徳馬、浅野仙右衛門/佐藤B作、 筒井杏平/嶋田久作、与助/藤田敏八、語り/山川静夫

腕におぼえあり3
1993.1.8-1993.3.12 19:30-
サブタイトルリスト
製作:一柳邦久
音楽:近藤等則
キャスト:青江又八郎/村上弘明、佐知/黒木瞳、細谷源太夫/渡辺徹、文/吹雪ジュン 、相模屋吉蔵/坂上二郎、谷口権七郎/蟹江敬三、由亀/清水美沙、石森左門/近藤正臣 、酒井主税/峰岸徹、初村賛之丞/四方堂亘、渋谷甚之丞/渡辺裕之、渋谷雄之助/中居 正広、美沙/曽根由加、おりき/黒田福美、坂部六佐衛門/長門勇、語り/山川静夫、白石加代子

(間に水曜日の「清左衛門残日録」をはさむ)

はやぶさ新八御用帳
1993.9.3-1994.3.25
演出:小松隆、清水一彦
原作:平岩弓枝
脚本:下川博
テーマ音楽:三枝成彰
キャスト:隼新八郎/高島政宏
特筆事項:

大江戸風雲伝
1994.4.8-1994.7.15 15話
演出:重光亨彦
原作:山本周五郎「栄花物語」より
脚本:大久保昌一良
音楽:小六禮次郎
主題歌:「決断の時」歌/吉田拓郎
キャスト:青山信二郎/近藤真彦、田沼意次/平幹二朗、田沼意知/黒田アーサー、藤代その子/南野陽子、河合保之介/柄沢次郎、滝/鈴木ほのか、はま/須藤万里子、佐野前左衛門/渡浩行、吉村隼人/平泉成、新助/清水宏次朗、さだ/石野陽子、松平定信/阿部寛、藤代外記/黒沢年男、語り/羽原順司アナウンサー
特筆事項:誰が反対しようが息子が斬られようが突き進んでしまう田沼意次(平幹二朗)の印象ばかり強くて、近藤正彦は…確か南野陽子に惚れられていたなあ。

十時半睡事件帖
1994.9.16-1995.3.17
演出:大加章雄、富沢正幸、若泉久朗
原作:白石一郎
脚本:金子成人、杉山義法、斉藤樹実子
キャスト:十時半睡/島田正吾
特筆事項:

宝引の辰捕物帳
1995.3.31-1995.8.18
演出:佐藤峰世
原作:泡坂妻夫
脚本:松平繁子
キャスト:小林薫
特筆事項:

とおりゃんせ 深川人情澪通り
1995.9.15-1996.3.15
演出:本木一博
原作:北原亞以子「深川澪通り木戸番小屋」
脚本:綾瀬麦彦、大野靖子
キャスト:笑兵衛/神田正輝、お捨/池上季実子
特筆事項:

夢暦 長崎奉行
1996.3.29-1996.9.6 21話(初回のみ20:00-21:00, のち20:00-20:44)
サブタイトルリスト
演出:佐藤峰也、吉田雅夫、青木信也、山神裕、若泉久朗
原作:市川森一
脚本:市川森一、池田政之、相葉芳久、西岡琢也
音楽:大谷幸
キャスト:遠山景晋/小林稔侍、遠山金四郎/葛山信吾、お辰/高橋恵子、
宮島鉄右衛門/加藤武、花井右近/大橋吾郎、堀田民部/三浦賢二、
水野忠成/西岡徳馬、松山惣右衛門/石倉三郎、島津重豪/神山繁、
服部善兵衛/嶋田久作、梢/杉田かおる、石本幸三郎/佐藤B作、
吉雄権之助/木下浩之、たみ/桜井淳子、りん/及森玲子、美馬順三/林泰文、
彭城大次郎/池内万作、神辺文泰/荒井紀人、甚八/戸田昌宏、
高島四郎太夫/内山信二、ドゥフ/ピーター・バラカン、
丈吉/エベレット・アースティン、松平信明/角野卓造、徳川家斉/三浦洋一、
津代/山口果林、遠山景善/緒形幹太
特筆事項:

天晴れ夜十郎
1996.9.13-1997.3.21 23回
サブタイトルリスト
演出:村上佑二、富永卓二、田中健二、伊勢田雅也、後藤高久、金井勉、吉永証
原作:半村良「講談 碑夜十郎」
脚本:津川泉、中山乃梨子、相葉芳久、佐藤五月
主題歌:「君の海に」歌/高橋真梨子、作曲/鈴木キサブロー、編曲/戸川知司
音楽:川崎清
制作統括:一柳邦久、川村正一
共同制作:NHKエンタープライズ21
制作協力:NHKアート、NHKテクニカルサービス
キャスト: 碑夜十郎/阿部寛、お絹/黒木瞳、河内山宗俊/石坂浩二、浪風達之助/蟹江敬三、平助/せんだ光雄、片岡直次郎/沖田浩之、 三千歳/若村真由美、金子市之丞/勝野洋、弥平/河原さぶ、おれん/永作博美、永井五衛門/平泉成、森田屋清蔵/岡本富士 太、鳥居耀三/石橋蓮司、杉本/冨家規政、おそで/早瀬美里、范文雀
特筆事項:
現代人の主人公がタイムスリップした先は江戸時代。
しかし、彼は元自分のいたところも名前も何も覚えていなかった。
お絹に助けられ夜十郎という名前をもらった主人公は悪と戦う。
やがて、見えてきた彼の敵は南町奉行の鳥居耀蔵だった。

新・半七捕物帳
1997.4.4-8.1 18話(21話の予定であったが一部は放映されなかった)
サブタイトルリスト
演出:門脇正美、福本義人、後藤高久、中寺圭木
原作:岡本綺堂「半七捕物帳」より
脚本:山内久、斉藤樹実、斉藤樹実子、佐伯俊道、高木リン
音楽:菅野由弘
主題歌:「陽」作詞・作曲・歌/奥田民生
制作統括:峰島総生、川村正一
共同制作:NHKエンタープライズ21
制作協力:NHKアート、NHKテクニカルサービス
キャスト:半七/真田広之、お粂/牧瀬里穂、松吉/阿藤海、熊蔵/斉藤洋介、幸次郎/高知東急(現、高知東生)、庄太/伊崎充則、花/井出百合子、お鹿/阿知波悟美、 安藤藤四郎/小野武彦、大和屋善兵衛/佐藤慶、金造/村田雄浩、語り/三木のり平
特筆事項:若き日の半七。原作でも結構な剣幕で啖呵を切る半七だが、真田広之に詰め寄られるとかなり恐い。きびきびと機動力のある半七には江戸の路地は狭そうである。三木のり平は語りと言うより案内役。
5月に起きた中学生による児童の殺害事件への配慮により、放映されていない話がある。時代小説のヒーローたち展(世田谷文学館 97.10)の図録によせられた、菅野由弘氏(音楽担当)の稿によれば、完成されながら放映されていない本数は3本とのことである。 (この稿が書かれたのは1997.7と文中にある。)

寺小屋ゆめ指南
1997.9.5-1998.3.20 24話
演出:田中健二、村上佑二 ほか
原案:大川タケシ
脚本:布施博一、中村勝行、いずみ玲 ほか
音楽:服部隆之
主題歌:「雑草」唄/五木ひろし、作詞/松井五郎、作曲/永井龍雲、編曲/今泉敏郎 キャスト:桂木正二郎/高橋和也、森川源之助/東幹久、穴倉兵之進/畠中洋、泉水美雪/西田尚美、桂木新一郎/伊藤洋三、桂木里織/吉宮君子、徳次/中条きよし、 お吉/小林幸子、おりん/美保純、卯女/中村玉緒、泉水又十郎/千葉真一、良庵/相川欽也、お末/須藤実咲、伝蔵/車邦秀、小助/伊藤隆大、留吉/明石亮太朗、お菊/上脇結友、 弥吉/清水佑樹、おたね/末広ゆい、政太郎/山田一統、お咲/井上真央、庄助/湯前 慶大、お京/西秋愛菜、平太/高村祐毅、お駒/石川由佳子、 清吉/小川一樹、 お染/大野美苑、 健吾/西谷有統、お絹/清野優美
特筆事項:
寺子屋の先生である熱血青年正二郎の周りに起こる出来事と主人公たちの成長。NHK流のコメディ風の味付けで爆笑ものの話もあった一方、少々押しつけがましいと思われる正義感丸出しの面もあり好き嫌いが分かれるところ。また、幕末を舞台としているが、設定をあまり生かしていないという厳しい意見もあった。(一応シーボルト事件などをからめてはいる。)しかし、どちらかというと主人公の顔がくどいとか、千葉ちゃんの娘が出たとか本筋とは関係ないところがもっぱら話題になっていた。

物書き同心いねむり紋蔵
1998.4.3-1998.9.4 21話
共同製作:NHKエンタープライズ21 制作協力:NHKテクニカルサービス、NHKアート
演出:笠浦友愛ほか
原作:佐藤雅美「物書同心居眠り紋蔵」「隼小僧異聞・物書同心居眠り紋蔵2」(講談社刊)
脚本:金子成人、斉藤樹実子、梶本惠美 ほか
音楽:倉本裕基
主題歌:河島英五「元気だしてゆこう」
キャスト:藤木紋蔵/舘ひろし、藤木里/風吹ジュン、藤木紋太郎/山本耕史、藤木稲/原千晶、半井乙女/桐島かれん、田辺越後守/大沢啓二、沢田六平/笹野高史、大竹金吾/松澤一之、中村八之進/山崎一、宮間新之助/櫻庭博道、お初/大空眞弓、六兵衛/谷啓、捨吉/井上順、蜂屋鉄五郎/中村梅之助
特筆事項:ほかにやり手のない困った仕事を押し付けられる紋蔵。まじめな紋蔵さん、粘り強い捜査をすすめてゆく。だが、典型的な損するタイプで手柄には全然結びつかない。居眠りの奇病がある、という設定だが、みるところあんまり寝てないぞ。お上の論理を象徴するお奉行を野球の大沢親分がやっている。
終了後の感想:当初の印象に比べるとホームドラマ系の番組であった。それだけに、たまーにすごんでみせる舘ひろしが、みょーに貴重に思えた。

新・腕におぼえあり
1998.9.11-1999.3.12
原作:藤沢周平「よろずや平四郎活人剣」
脚本:井上由美子、尾西兼一
主題歌:「瞳閉じて」歌:IZAM
キャスト:神名平四郎/高嶋政伸、明石半平太/村田雄浩、北見十蔵/松重豊、奥田伝之丞/榎木孝明、仙吉/宇津井健、里尾/原田美枝子、神名監物/段田安則、早苗/羽田美智子、おとし/有坂来瞳、与助/坂上二郎、おそよ/今村恵子
特筆事項:明石、北見とともに道場を開こうと家を出た平四郎だが、金を預けた明石は持ち逃げ。窮した平四郎は、長屋で「よろずもめごと仲裁」の看板を掲げ、商売を始める。一方では目付である兄・監物のもちかけるお国のためのただ働きもこなす。 さらにさらに、兄の政敵、鳥居耀蔵の配下、奥田伝之丞は、平四郎の元許嫁・早苗の夫?といった縦糸も。

しくじり鏡三郎
1999.4.2-1999.9.3 (予定)
原作:佐藤雅美「縮尻鏡三郎」
脚本:松原敏春、尾西兼一、宮村優子
主題歌:「ああ青春」作詩:松本隆、作曲:吉田拓郎、歌:中村雅俊
キャスト:拝郷鏡三郎/中村雅俊、おりん/富田靖子、秋山半四郎/伊武雅刀、 お知穂/黒須麻耶、 志乃/佐々木すみ江、於袖/うつみ宮土理、 黒柳出羽守/綿引勝彦、文五親分/黒沢年男、勘定奉行/里見浩太朗、 おみつ/あめくみちこ、お小夜/須藤温子、 佐吉/河西健司、 語り/キートン山田
特筆事項:持ち前の正義感が災いして、エリートコースを外れた鏡三郎は、今は大番屋の元締めとして働いていて、いろいろと市井のやっかいごとに遭遇する。母からもらった「辛抱」の扇子を胸に、それでも辛抱ならないときは、自ら出かけていってやっぱりひと暴れしてしまうのでありました。
原作は、本作品の放映開始の直前の発売であり、本作品のための書き下ろしかと思われる。

スキッと一心太助
1999.9.x-2000.
作:金子成人
製作統括:三井智一、浅野加寿子
共同制作:NHKエンタープライズ21
制作協力:NHKアート、NHKテクニカルサービス
音楽:ボブ佐久間
主題歌:(ED)「大変ね」作詞:岡田冨美子、作曲:浜圭介、編曲:若草恵、歌:美川憲一
キャスト:一心太助/緒方直人、大久保彦左衛門/杉浦直樹 お仲/高橋由美子、お絹/酒井美紀、川勝信蔵/大沢樹生、音松/梶原善、伊藤軍兵衛/真夏竜、お峰/俵山栄子、しま/呉恵美子、すみ/東出典子、熊/井上裕樹、権太/須藤公一、常次/鬼界浩巳、岩三/清川寛、笹尾喜内/せんだ光雄、越後屋宗兵衛/河原崎健三、孫六/道場六三郎、松平信綱/筧利夫、西尾多衣/八千草薫、三浦屋/佐々木敏、小浜屋/渡辺憲吉、八五郎/大竹竜二、留三/近藤スパ太郎、仙太郎/中館英暢、松前屋五郎兵衛/草刈正雄、川勝丹波守/中尾彬、お静(語り)/渡辺えり子
特筆事項:いわゆる彦左と一心太助の話。川勝丹波がワルもんで、越後屋と組んで松前屋をおとしいれ魚河岸を牛耳ろうとしている。川勝の倅こと信蔵は太助をライバル視している。(こいつはおとっつあんと仲悪し。) 板前の孫六(道場六三郎)は、元は忍者の出らしい。松前屋は元は武士らしい。
この作品、一心太助がすぐにがなりたてるので、とてもウルサイ。

水曜20時

早筆右三郎
1978.4.5-1978.12.06
作:小山美江子、柴英三郎 制作:篠原篤彦 音楽:深町純 演出:松本美彦、北嶋隆ほか
脚本:田中陽造、小山内美江子、竹内日出男
キャスト:一返舎二八こと藤枝右三郎/江守徹、朱塗り屋伝兵衛/中条静夫、 お蝶/浅茅陽子、楽助/三木のり平、軍鶏の鬼一/森田順平、 遠藤左門/ケーシー高峰、おたか/浅香光代、湯屋の三助/沼田爆、 おきぬ/ジャネット八田、早耳の籐太/矢崎滋、太助/山内賢、 留吉/桐原史雄、長谷川利蔵/中村公三郎、大船晃/井上高志、せんだみつお
特筆事項:
瓦版屋の話だったような…。
「時代小説SHOW」(WWW)のメッセージボードに寄せられたメッセージによれば、証拠隠滅のために象を食べてしまう(もちろん主人公がではありません)話で始まり、不正をただす話で終わったらしいです。

日本厳窟王
1979.1.10-1979.6.27
サブタイトルリスト
演出:松本美彦、岸田利彦、高野喜世志、田中賢二、池村憲章
原作:デュマ「モンテクリスト伯」
脚本:小野田勇
キャスト:葵月之介/草苅(草刈)正雄、水野十郎左衛門/林与一、東野英心、神谷重太夫/有川博、真美/三林京子、玄達/三木のり平、西村晃、深雪/山本みどり、お夕/浜木綿子、益田甚兵衛/伊藤雄之介、天草右京/志垣太郎、蠍/綿引洪
特筆事項:デュマの「厳窟王」を江戸時代(島原の乱の頃)に翻案。無実の罪で岩窟島(いわやじま)に流刑された月之介は、長い年月を経て島を抜け出し、自分を陥れた重太夫たちに様々な復讐をする。そこに巻き込まれる人々の数奇な運命の糸。

風の隼人
1979.8.8-1980.4.2
演出:村上佑二
原作:直木三十五「南国太平記」
脚本:市川森一
キャスト:勝野洋、西田敏行、夏目雅子、津川雅彦、尾藤イサオ

風神の門
1980.4.9-1980.10.1 23話
サブタイトルリスト
演出:岡本憙侑、小林平八郎、渡辺紘史、吉村芳之、保科義久、兼歳正英、金子成人
原作:司馬遼太郎「城塞」「風神の門」
脚本:金子成人
音楽:池辺晋一郎
主題歌:「時間差」(歌)クリスタルキング(作曲)池辺晋一郎(作詞)阿里そのみ
キャスト:
霧隠才蔵/三浦浩一、猿飛佐助/渡辺篤史、真田幸村/竹脇無我、隠岐殿/多岐川裕美
お国/小野みゆき、獅子王院/磯部勉、青子/樋口可南子、真田幸村/竹脇無我、鳥居春嶽(俊岳)/佐藤慶
特記事項:
普通、猿飛佐助のライバルとして脇役扱いになる霧隠才蔵を主役にすえ、決まった主人を持たず自分の考えで行動する才蔵と主人への忠義に生きる佐助を対照的に描く。
原作の「風神の門」とは全く違う筋の運びで、ラストも全く違う。このため、当時原作のファンからは批判を受け、新聞に投書が載ったりしたが、若年層には支持を受けたらしい。
才蔵とお国がくっついてしまい、幸村と隠岐殿がどうやら両思い、佐助が隠岐殿に片思い、青子が才蔵に片思い、獅子王院が青子に片思い…と書けば違いすぎるくらい違うのがおわかりでしょうか。

御宿かわせみ
1980.10.8-1981.3.25
演出:小林平八郎ほか
原作:平岩弓枝「御宿かわせみ」より
脚本:大西信行
(以下、第1シリーズ第2シリーズ共通か要確認)
制作:村上慧
音楽:池辺晋一郎
主題歌:「祭りばやしが終わるまで」(作詞)大津あきら、(作曲)池辺晋一郎、(唄)高橋万梨子
キャスト:るい/真野響子、神林東吾/小野寺昭、嘉助/花沢徳衛、お吉/結城美栄子、神林通之進/田村高廣
特筆事項:
御宿かわせみ最初のドラマ化。旅館の女主人るい、と、東吾の恋をバックグラウンドにしながら、周囲で起こる事件を描く。続編も作られたため、強い印象を残している。

いのち燃ゆ
1981.4.8-1981.10.7
サブタイトルリスト
演出:田中昭夫
脚本:杉山義法
キャスト:柴俊夫、石橋正次、神崎愛、財津一郎
特筆事項:ああ無情の日本版だったということです。

なにわの源蔵事件帳
1981.10.14-1982.4.7
演出:田中昭夫
原作:有明夏夫
脚本:松田暢子
キャスト:源蔵/桂枝雀、司葉子、駒千根/三林京子、桂米朝、大村崑、佐川満男、藤山直美、安部潮、唐沢瓢衛門
特筆事項:明治ものですが、一応入れておきます。

立花登 青春手控え
1982.4.14-1982.9.29
サブタイトルリスト
製作:NHK
制作:松尾武
演出:宮沢俊樹
原作:藤沢周平「獄医 立花登手控え」
脚本:福田善之ほか
音楽:坂田晃一
考証:岸井良衛
医事考証:酒井シヅ
タイトル画:東啓三郎
キャスト:立花登/中井貴一、小牧ちえ/宮崎美子〔現・淑子)、小牧松江/中原ひとみ、小牧玄庵/高松英郎、平塚源太郎/篠田三郎、藤吉/ 地井武男、阿伍/アゴいさむ、金蔵/佐藤金造、細木甚之助/ケーシー高峰、艶/宮下順子、しん/山咲千里、きよ/塩沢とき、あき/鹿取容子、みき/西山水木、土橋桂順/宗近晴見、万平/神田正夫、語り/和田篤アナウンサー

御宿かわせみ(第2シリーズ)
1982.10.6-1983.4.13
演出:清水満、岡本憙侑
原作:平岩弓枝
脚本:
キャスト:
るい/真野響子、神林東吾/小野寺昭

壬生の恋歌
1983.4.20-1983.10.26
サブタイトルリスト
製作:土居原三郎
監修:森谷尅久
演出:宮沢俊樹、廣瀬(広瀬)満、大森青児、守平人、永山孜
脚本:中島丈博、鹿水晶子、神波史男
音楽:田中正史
サントゥール演奏:プーリーアナビアン
語り:前川康一
キャスト:
入江伊之助/三田村邦彦、代々木晋/古城逞、畑中三郎/渡辺謙、猪俣峨次郎/遠藤憲一、鶴橋多喜人/金田賢一、千石静馬/笑福亭鶴瓶、時雨綱太郎/赤塚真人、山田峯太/内藤剛志、近藤勇/高橋幸治、土方歳三/夏八木勲、芹沢鴨/財津一郎、山南敬助/岸辺一徳、野口健司/平田満、松原忠司/若林豪、桂小五郎/坂口徹郎、坂本竜馬/坂本九、原田左之助/三上寛、伊東甲子太郎/竜崎勝、古高俊太郎/蘭峰太郎、寺田屋おりょう/秋吉久美子、松原忠司の女/ちあきなおみ、お梅/名取裕子、杉田かおる、
特筆事項:
新選組の話(…ということしか知らない)。 物書きどころの情報によりますと、一般の平隊士たちの青春群像だったそうです。

新・なにわの源蔵事件帳
1983.11.2-1984.3.28
演出:松沢健
原作:有明夏夫
脚本:松田暢子、大西信行
キャスト:芦屋雁之助、大空真弓、加藤武、三林京子、藤山直美
特筆事項:

宮本武蔵
1984.4.4-1985.3.13
演出:岡本憙侑
原作:吉川英治
脚本:杉山義法
キャスト:宮本武蔵/役所広司、お通/古手川祐子、佐々木小次郎/中康次、沢庵/津川雅彦、朱美/池上季実子

真田太平記
1985.4.3-1986.3.19 50話
制作:榎本一生
演出:大原誠、門脇正美ほか
原作:池波正太郎
脚本:金子成人
音楽:林光
キャスト:真田信之/渡瀬恒彦、真田幸村/草刈正雄、真田昌幸/丹波哲郎、お江/遙くらら、猫田与助/石橋蓮次、向井佐助/中村橋之助、向井佐平次/木之元亮、小松殿/紺野美沙子、徳川家康/中村梅之助、徳川秀忠/中村梅雀、豊臣秀頼/円谷浩、樋口角兵衛/榎木孝明、久野/香野百合子、矢沢頼康/大谷友右衛門、鈴木左近/岡村菁太郎、馬場彦四郎/角野卓造、真田新吉/早瀬亮、真田信政/森岡進、姉山甚八/渋谷天笑、宮塚才蔵/堀田真三、坂倉新之助/坂西良太、伏屋太平/奈辺悟、小野お通/竹下景子、酒井忠世/瑳川哲朗、土井利勝/有川博、本田忠勝/加藤武、山中長俊/戸浦六宏、金井権之助/庄司永達、望月半助/広瀬昌助、山中俊房/佐藤慶、壺谷又五郎/夏八木勲、山手殿/小山明子、語り/和田篤アナウンサー
特筆事項:
戦国時代末期、親子、兄弟で西軍・東軍に分かれることを選んだ真田昌幸、信之、幸村親子の物語。日曜の大河ドラマが現代物になっていた時期で、むしろこちらの真田太平記が普段の大河ドラマのようなつくりであった。女好きの昌幸、忍耐の信幸、明朗な幸村と三者三様の個性がおもしろい。

武蔵坊弁慶
1986.4.9-1986.12.3
演出:松岡孝治、重光亨彦(チーフディレクター)
原作:富田常雄
脚本:杉山義法
キャスト:弁慶/中村吉右衛門、源義経/川野太郎、木曾義仲/佐藤浩一、源頼朝/菅原文太、藤原秀衡/萬屋錦之介、玉虫/荻野目慶子、静/麻生祐未、伊勢三郎/ジョニー大倉、平清盛/芦田伸介、金売り吉次/寺尾聰、播磨の太平/高品格、徳/加藤茶、 ほくろ/岡安由実子、常陸坊海尊/岩下浩、平知盛/隆大介、 建礼門院右京大夫/真野あずさ、平資盛/堤大二郎、巴御前/大地真央、 八条女院/光本幸子、常盤御前/藤村志保、北条政子/神崎愛、平易維盛/吉田次昭、 千載/新井春美、語り手/山川静夫
特筆事項:牛若丸の五条大橋の撮影シーンで川野太郎が怪我をしたことが当時話題になっていた。

(以降しばらくの間、平日時代劇なし)

びいどろで候 長崎屋夢日記
1990.4.11-1990.7.4
演出:
脚本:早坂暁
キャスト:八千草薫、原田知世、中川安奈、阿木燿子、萩原流行、山口崇、池畑慎之助
特筆事項:
名バラエティ時代劇(と言われている)「天下御免」の後日談風のストーリー。
死んだはずの源内はじいさんになってはいるが生きており、妻がかくまっている。
で、その妻(八千草)と娘(原田)を中心に、ナポレオン(細川俊之。そっくし。)はでるわ、写楽は出るわ、金さんはでるわ、の騒動。他にも混血や隠れキリシタンといったテーマもあつかっている。しかし、話がおとなし目の印象は否めない。

清左衛門残日録
1993.4.2-1993.7.9
演出:村上佑二、清水一彦
原作:藤沢周平「三屋清左衛門残日録」
脚本:竹山洋
音楽:三枝成彰
キャスト:三屋清左衛門/仲代達矢、里江/南果歩、佐伯熊太/財津一郎、平松与五郎/山下真司、三屋又四郎/赤羽秀之、みさ/かたせ梨乃

参考文献・参考サイト
(番号は当サイト内で使用している統一の番号です。番号が飛んだりしているのは、そのためです。)
(1) QA 1997年7月号 [雑誌]
(3)季刊テレビジョンドラマ [雑誌]
(5)テレビドラマデータベース[WWW]
(7) ノスタルジックTVグラフ3 時代劇解体新書
(ノスタルジックTV倶楽部編、メディアファクトリー刊) [単行本(mook)]
(11)NHK[WWW]
(12)百合スポ バックナンバー[WWW]
(14)時代劇のページ[WWW]
(17)蔵出し 絶品TV時代劇
(近藤ゆたか編、フィルムアート社刊 1997)[単行本]
(19)鬼平を極めるII [Mook]
発行:フジテレビ出版、発売:扶桑社 1995年刊 [Mook]
(20)みんなのテレビ時代劇(1998 アスペクト刊)[単行本]
(未採番)時代小説SHOW[WWW]
(未採番)めーちんどー


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junjuns@geocities.co.jp

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