オタクの付き合いは

オタクの付き合いは対象物についての会話になりがちだ。
対象物を取り去ると、繋がりは霧散する。今まで、その人とコミュニケーションしていたと思ってたのが、モノについて一方的に語っていたに過ぎなかったと気づく。
繋がり続けるには、無理にでもネタを追い続けることになるし、
自分の産むものからうまれた繋がりなら、自分で産み続けないといけない。
最初はモノについて語っていたのが、語るために繋がるためにモノを追うことになる。これは本末転倒なだけじゃなく、苦しい。
本当の繋がりなら、介在したモノを取り去っても、話題に困ったりしないのでは?
そういうことを、10代の頃から思ってたくせに、何度でも罠にはまる。
こんどこそ、深い傷を負わぬように、と、気をつけていたはずなのに。

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