こぇーよ新ちゃん(青砥稿花紅彩画--少年は変わりゆく--)

1998.3 国立劇場。
新之助さんの弁天小僧に、男寅さんの南郷。
面白いコンビでした。
男とばれてから、弁天と南郷が二人で勝手にあれこれあれこれやりとりしてるのを店の衆が唖然と見ているというシーン。これが独特。
まるで電車の中で、まわりのことなどなにも気にせずケータイの取りっこをしながらふざけあっている高校男子生徒のよう。(髪は染めて、ピアス、で、制服のズボンはずっと下げてる、というような。)ちゃらちゃらちゃらちゃらしていて落ち着きません。
おめーら、回りのこと考えろよ、少しは静かにしろや、と言いたくなるようなやつら。いるでしょ。
その「自分たちの世界」ぶりは、歌舞伎らしくないみょーにリアルな感触でした。
ところで、弁天が額の傷をあてつけながら、「おぼえてろよ」、と悪態をつくところがありますが、ここの新ちゃんはすごくこわい。目がぎろっ。キッ。
こぇーよ新ちゃん。マジだよ。
おぼえてろと念を押さずともぜったい忘れないでしょう。
(2000.6.6)

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このページは、junjunが2000年6月 6日 00:00に書いたブログ記事です。

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